3日(水)14:00、今年3月に逝去した小島朋之元総合政策学部長を偲ぶ植樹会が行われた。本館前バス停向いのカスケード下に遺族や80人程の教職員・学生が集まり、参列者ひとりひとりがポプラの木に土をかけ植え付けを行った。


 今回の植樹会は、02年に故関口一郎元総合政策学部教授を追悼して植えられたタイサンボクの木と、04年に故孫福弘元総合政策学部教授を偲んで植えられたコブシの木の間で行われた。奥田敦総合政策学部教授の司会のもとに会は進められた。

植樹会

最初に神保謙総合政策学部准教授が、生前の小島教授のSFCに対する思いと、中国東北部瀋陽市での熱心な植林への取り組みを称え、厳しい環境でも発育がいいポプラを植樹することに決定した、と話した。

植樹会

その後、参列者による植え付け、阿川尚之総合政策学部長、徳田英幸環境情報学部長、金子郁容政策メディア研究科委員長による献水が行われた。参列者代表挨拶では、阿川学部長が小島先生をSFCにむかえた日の思い出を振り返り、それぞれの中にある小島先生を思い返してほしいと語った。最後に遺族が「ポプラは春になると綿をつける。その綿毛を見たら少しでも父を思い出して貰えれば」と語り、植樹式を終えた。