義塾が早稲田大学・伊藤忠商事と共催する「次世代Webサービス企画・開発プログラム」が、今年も開催される。両大学の学生だけに応募資格があり、先端技術や独創的なアイディアに基づくWEBサービスを9月15日まで募集する。


 本プログラムは、学生のアイディア、技術、企画・開発能力の発掘や、起業志望者の支援を目的としている。また、伊藤忠商事が参画しているため、優秀な案件には伊藤忠商事及びグループ企業で、すぐに共同事業化への検討が為されるのも大きな特徴である。
 9月の締切後に行われる1次審査会で10件程度に絞り込まれた後は、2月の最終審査会まで4ヶ月の企画・研究開発期間が与えられる。なお、実現可能性と有効性を十分に示すことが出来れば、必ずしも自らの手で開発して稼動させる必要はない。
 最終審査を経て、最優秀賞、優秀賞、佳作と伊藤忠賞が表彰される。最大30万円の賞金が与えられた上、副賞として、シリコンバレーへの視察に招かれる。
 一次審査への応募では、サービスの革新性と独創性、ビジネスモデルの実現性や将来性が問われる。とはいえ、必要な応募書類は、この2点と研究開発体制を示す企画提案書だけ。ずっと温めているアイディアや、突然思いついたアイディアがあれば、30万とシリコンバレー目指して挑んでみてはどうだろうか。