衆院選、民主党のSFC卒業生2名が初当選

民主党の圧勝に終わった第45回衆議院議員総選挙。SFC卒業生の候補者は4人中2人が当選という、明暗が分かれる結果となった。当選を果たしたのはいずれも民主党の石井登志郎氏(94年総卒・兵庫県第7区)と、相原史乃氏(96年総卒・比例南関東ブロック)。

石井氏は小選挙区で他候補に8万票以上の大差をつけて当選。相原氏は比例単独で出馬し、全議席中最後に当選が判明した。
　SFC卒業生では、他に岡山県第4区から自民党の橋本岳氏(98年政・メ修士修了)、山口県第3区から民主党の三浦昇氏(03年政・メ修士修了)らが出馬していた。橋本氏は05年の衆院選で比例中国ブロックより復活当選を果たしたが、今回は落選し議席を失った。三浦氏は現職に4万票余りの差をつけられ落選した。
【石井登志郎氏・略歴】
94年に慶應義塾大学総合政策学部卒業後、神戸製鋼所に入社。その後渡米しミネソタ州立大学を経てペンシルバニア大学大学院公共政策過程修了。日本総合研究所で研究員を務めた後、参議院議員鈴木寛氏の政策担当秘書に。05年、第44回衆議院選挙に兵庫7区より出馬するが落選。民主党兵庫県第七区総支部代表。
【相原史乃氏・略歴】
96年に慶應義塾大学総合政策学部卒業。01年、小沢一郎政治塾に入塾。(有)茜堂を経営。