SFCで、Twitterを利用した様々なイベントやサービスが立ち上がっている。利用している授業も多数あるほか、Twitterを通して学生や教員が集まったり、つぶやきから生成される授業ノートを共有するサービスが生まれるなど、盛り上がりを見せている。


 Twitterとは、ユーザーが140字以内の短い「つぶやき」を書き込むことができるミニブログサービス。つぶやきを見たいユーザーを選択(フォロー)することで、その人達のつぶやきを閲覧することもできる。つぶやきにタグを付けて、タグごとにつぶやきを参照するといった使い方も可能だ。
 twitterを通して初対面のSFC生同士が集まり、コミュニケーションの輪を広げるといった試みも学生主体で行われている。授業中の暇つぶしに学生が見ているサイトといえば、以前はmixiばかりだったが、今ではTwitterも数多く見られるようになった。
 そこで授業中のつぶやきを学習に活用するべく、学生主体で生まれたプロジェクトがsfcnoteだ。
 授業に関するつぶやきを書き込むときには、必ずその教室を表すタグを付けるというルールがプロジェクトの骨子。あとからそのタグで検索すれば、授業ごとのつぶやきを得ることができる。そのつぶやきの集積が履修者共有の講義ノートになるのではないかというのが、sfcnoteの目論見である。
 
 例えば、κ11で授業を受けているときは、授業に関するつぶやきの後ろに「#sfc_k11」というタグをつける。すると、タグのついたつぶやきが授業時間ごとに自動的にまとめられ、@sfc_notterからログを閲覧する事ができるようになっている。19日(月)に始まったプロジェクトだが、既に多くのノートが生成されている。
 従来、授業内で共通のタグを設定し、履修者がそのタグをつけてつぶやく事で授業の感想や疑問を共有できるようにしている授業もあった。しかし、今回教室名をタグとすることで、授業独自のタグが存在しない授業でも、気軽に他の履修者と授業に関するつぶやきを共有できるようになった。
 ゆくゆくは講義の学外開放すらも見据えたsfcnote。「世界的ですもんね。乗るしかない、このビッグウェーブに」と思ったあなたもTwitterのアカウントを開いてsfcnoteに参加してみてはいかがだろうか。