3月28日(日)、第2回沖縄国際映画祭の各受賞作品が発表され、CMコンペティション部門のグランプリを、SFCの卒業生2名が受賞した。沖縄国際映画祭は「Laugh & Peace」をテーマにプロ・アマ問わず参加でき、コンテンツ産業の振興と地域経済の発展への寄与が目的。


 グランプリを受賞したのは、椿遊氏(05年総卒)、神保周吾氏(05年総卒)。2人はこのコンペティションで、5つの課題商品のうち「ショップジャパン スタイル パワージューサー」で応募し「密かな楽しみ編」という作品でジュースの新しい楽しみ方を表現、グランプリを獲得した。
 審査委員長の中島信也氏(東北新社)は「この作品が一番お客さんの反応がよく、審査員も全員が笑いました」と称賛。また審査員の辛酸なめ子氏(漫画家、コラムニスト)は「応募作品の中で、一番物が買いたくなる作品。ピュアで素人感あふれる作品だったのですが、作者が電通の方と聞いて驚きました」とコメントした。
【椿遊氏・略歴】
2005年に慶應義塾大学総合政策学部卒業後、(株)電通に入社。営業を経験後、転局試験を経てクリエイティブに。テレビCM、キャンペーンを中心とした企画を行っている。
【神保周吾氏・略歴】
2005年に慶應義塾大学総合政策学部卒業後、映像制作会社に入社。2008年、トロッコ(株)に入社。以降、ウェブおよびテレビ番組、映像の企画/制作を行っている。