16日(金)、ITCはCNSに設置された機器の稼働状況がインターネット上に流失したと発表した。学生を含む一部利用者のログイン名が、外部から参照可能な状態になっていたという。流出した情報は利用者のログイン名のみで、氏名やパスワードなどは含まれていない。


 情報が流出していた期間は、2009年5月25日から4月12日(月)まで。管理情報に外部からアクセスがあった際に、メールや計算機能のあるサーバーを利用していた学生らのログイン名がわかる状態になっていた。グーグルなど検索エンジンがWEBサイトの情報を一時的に保存する「キャッシュ」機能でこれらの情報が取得・公開されていた恐れもあり、情報の流出先などは不明。
 ITCでは今回の情報流出で、迷惑メールや不正アクセスが増加する恐れもあるとして注意を呼びかけている。