7日(金)、義塾先端生命科学研究所は、ロンドン大学インペリアルカレッジと共同研究を行うことを明らかにした。研究内容は細胞代謝の酸化還元バランスについて。細胞の酸化は老化や発がんに関与しており、その詳細なメカニズムの解明が研究目的。


 義塾先端生命科学研究所が以前発表した、「大腸菌の代謝についての研究」の応用をロンドン大学が提案し、今回共同研究するに至った。冨田勝環境情報学部教授は、「山形県鶴岡市が、日英共同研究の拠点として指名されたことはとても名誉なこと。今まで9年間学生諸君および研究者のみんなで力を合わせてやってきたことが認められてとてもうれしい」とコメントした。