いよいよ秋祭の開催が、15日(土)・16日(日)に迫った。SFC CLIPでは秋祭実行委員会代表の内田祐介さんに、開催直前の心境を伺った。

秋祭直前! 今の意気込みは?

Q.ついに秋祭も目前に迫ってきました。現在の意気込みを教えてください。
 今年で秋祭は19年目になります。来年の20周年に向けて、今まで以上のことができるように頑張っています。
また、来場者数が近年減少傾向だったので、今年で食い止めて、また秋祭が盛り上がるようにしたいですね。
Q.今年のテーマ、「茜音色・あなたの声が祭になる」とは?
 このテーマは、秋実のみんなや教職員の方々、協賛してくださった企業の方々など、様々な人の助けや協力が重なって、秋祭というハーモニーを作り出しているという意味が込められています。
また、茜色というテーマに合わせ、装飾は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のようなレトロ調の世界観で統一しています。来場者参加企画の手形アートでは、皆さんに東京タワーの絵を描いていただきます。また、出来上がった絵はκ館入り口付近に常設する予定です。

目玉の大型企画が目白押し

Q.今年の目玉企画はなんでしょうか?
 EXILEが所属する芸能プロダクションLDHの一押しアーティスト、DEEPとDreamがθ館でライブを行います。3月くらいから交渉を始めたのですが、予算が少なかったので苦労しました。三田祭のようにAKBというわけにはいきませんでしたが、人気グループをお招きすることができたので、きっと皆さんに楽しんで頂けると思います。
 また、自民党副総裁の大島理森氏をお招きし、竹中平蔵教授との対談を企画しています。大島氏は法学部の卒業生で、竹中教授はご存じの通り総合政策学部教授であり、両氏とも慶應にゆかりの深い人物です。また、両氏は小泉政権を支えていた人物でもあり、政治について熱く語っていただきたいと考えています。今回講演の中継は行わず、報道各社の取材もお断りする方針です。本当に秋祭でしか聞けない裏話満載の講演になると思いますので、ぜひぜひ皆さん聴きに来てください。
 その他、1日目の第2ステージでは、村井純教授が今年もギター弾き語りを披露されます。普段の村井教授とは違う、アーティスティックな一面を伺い知ることが出来ると思います。
Q.新企画の研究プロジェクト発表について教えてください。
 昨年の来場者アンケートの中で、SFCは何をやっているのかイマイチよくわからないという声が非常に多かったんです。そのご意見に応える形で準備したのがこの企画です。当日は清水研開発のEliicaや電子黒板など、SFCでの研究成果が数多く展示されます。
 SFCに来たいと思っている受験生や、まだ研究会に入っていない1年生などのお役に立てればいいと考えています。

秋祭のこれから

Q.秋祭は今年で19回目を迎えるわけですが、これから秋祭はどうなっていくと思われますか?
 大きな目標として、三田祭を超えたいと考えています。三田祭というのはとても伝統があり、規模も大きな学園祭です。それを超えるというのは非常に難しいことですが、僕らがいつも目指している目標です。

SFC生へのメッセージ

Q.最後にSFC生の皆さんへメッセージをお願いします。
 1日目のフィナーレには、中夜祭というSFC生に向けたイベントを行います。また他にも様々なイベントを用意しており、楽しめるようになっています。秋祭は休みだから別にいいやと言って来ないのではなく、しっかりと祭に参加して楽しんでください。