11月7日(日)、SFC Wind Orchestra DOLCE(以下DOLCE、ドルチェ)は第19回定期演奏会を開催する。会場は横浜・桜木町駅最寄の神奈川県立音楽堂。12:30開場、13:00開演で入場料は無料。DOLCEにとって1年の集大成となる今回の演奏会について、DOLCE代表の林英里さん(環3)にお話を伺った。

定期演奏会

1年の集大成、プロとの共演

DOLCEにとって定期演奏会は1年の最後のコンサート。1年を締めくくるために部員全員で練習に励んでいます。60人規模のウィンドオーケストラ(吹奏楽団)で、約1,000人を収容できるホールで演奏します。今年はプロのウインドオーケストラ団体である、シエナ・ウインド・オーケストラとのコラボレーションもありますよ。プロとのコラボでどういった演奏になるか、今から楽しみです。

ディズニーシーでの演奏も

9月には東京ディズニーシーで行われたイベントにも参加しました。我々のようなアマチュアが、東京ディズニーリゾートで演奏できる『ミュージック・フェスティバル・プログラム』という企画です。ディズニーシーに来場されたゲストの方々に囲まれての演奏で、いつもと違う雰囲気の中とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

ディズニーシー

七夕祭での浴衣演奏も企画しました。当日は雨でステージでの演奏は出来ませんでしたが、OB・OGをはじめ部員の家族や友人の方々から声援を頂き、急きょ部室での演奏会を行いました。10畳も無い小さな部屋の中で、観客の視線を一身に集め汗をかきながらの演奏は、DOLCEの歴史に残る名演の一つになったと思います。

演出や広報にも全力で 今年はDOLCEステーション

去年からは演奏の他にも、演出や広報に力を入れています。定期演奏会は三部構成で2時間弱。その時間をお客さんに最大限楽しんでもらおうと、色いろな工夫を凝らしています。去年は風船や影絵を使った演出をしました。今年は『DOLCEステーション』と題して、往年のアーティスト特集を第二部に企画しています。マイケルや、ビートルズも出てきて、ステージはまるでテレビのスタジオのように装飾される。お客さんにはスタジオ観覧のような感覚で楽しんでもらえたらなと思っています。

風船

「今年は乗りに乗っている!」と話す林さん。演奏会に向けて、休日を返上しての練習が続く。会場に是非足を運んではいかがだろうか。