東北地方太平洋沖地震がSFCにも大きな爪痕を残した。11日(金)、宮城県沖で発生した地震の影響で、SFCでも様々な影響が発生している。現在確認がとれている情報をまとめた。


 地震発生後、SFCにいる学生は、部室棟前のグラウンドに避難した。
 また、17:00の時点で、SFCにいる中高大学生と教職員は、全員θ館に避難するように指示された。θ館では、学事が確認のとれた情報を随時伝えているようだ。学生らも各自携帯電話やノートパソコンを利用して情報を集めている様子だった。
 SFC内では電気や水道の利用は可能なようで、θ館内は暖房が効いていて過ごしやすい環境が整えられていた。余震が発生すると、建物が軋み学生からは悲鳴が上がった。
 SFCでは目立った建物の倒壊は確認できなかった。しかし建物内の荷物の散乱はかなりあるようだ。一部研究室では、本や荷物が散乱していた。
 また、地震の影響で、メディアセンター、タブリエ、サブウェイ、生協は営業を休止した。
 SFCまで運行している神奈川中央交通のバスは、平常通りの運転をしているよう。一部学生や教職員は、バスを利用して帰宅していた。小田急線、相鉄線は20時55分時点で、全線運転を見合わせている。また横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインも、21時時点で全線運転を見合わせており、復旧の目途はたっていないとのこと。
 義塾は20時20分時点で、各キャンパスで帰宅困難となった学生・生徒・児童等を構内に待機させ、非常食の支給等も含めて安全を確保していると発表した。
(追加情報がありましたら、随時更新していきます。)


・11日21時30分より、相鉄線が運転を再開しました。


・11日22時時点で、慶應のWebページのうち塾生ページ・教育支援システム・慶應オンライン(KOL)・keio.jpアクティベーション・keio.jp新入生向け先行登録・ライセンス取得システム・認証付きストリームサービスの停止が発生しています。復旧の見通しはたっていないとのこと。


・11日23時15分より、市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインが全線で運転を再開。なお、ダイヤは大幅に乱れている。


・SFC本館(α館)にて、大学からの支給品(毛布・水・クラッカーなど)の配布が行われているそうです。 構内にいる方はぜひ利用しましょう。


・12日0時より、徒歩による点検の結果安全が確認されたため、小田急線が運転を再開する見通し。


・藤沢市の避難施設開設状況です。


・JR東日本は「本日は運転しない」とのこと。


・小田急江ノ島線は、大津波警報発令中のため、藤沢駅 ~ 片瀬江ノ島駅間は終日運休だそうです。


・小田急線は、藤沢駅~片瀬江ノ島駅間を除き、終夜運転。


・12日1時2分、相鉄線は終夜運転を行うと発表。また市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインは、現在も引き続き運行中。


・義塾の塾生向けHPが、再開。また小田急線と相鉄線は全線通常どうりの運行に。


・小田急線、施設の再点検を行うため、当分の間、列車本数を減らし、速度を抑えた運転を実施。 そのうち藤沢駅~片瀬江ノ島駅間は、大津波警報発令中のため、初電より運休。快速急行も運休となる。


・SFC事務室では、在学生に向けて12日(土)、13日(日)のSFCへの登校の自粛を呼びかけた。これは、SFC構内施設の安全確保と点検の為だ。校内での団体活動も禁止するとのこと。SFC生は注意したい。


・JR東日本によると、東海道線は7時59分頃に運転を再開、9時10分時点で上下線ともに遅れが発生しているとのこと。運行本数も通常の3割-5割程度とのこと。