震災の影響で異例の5月入学となった2011年度新入生。合格がきまってから入学までの2ヶ月間でなにを考えていたのか。新入生5人が本音トークしました。

座談

Q.SFCを選んだ理由はなんですか?

葛上: 薬学部志望だったが慶應のパンフを見てSFCでやりたいことをあらためて探したいと思った。選択肢の幅を求めてSFCを選んだ。

戸田: 3年4月に文転。京都・慶應経済を受けたが落ちたのでSFCに入った。文理融合という教育理念に魅力を感じた。

平賀: デザインに興味があったのでSFCに注目した。選択肢の広さが魅力。

大長: 学際教育、文理にとらわれない教育に魅力を感じる。小論文の問題がおもしろかったので期待していた。

吉里: 慶應に行きたいという考えがあり、いろいろやれるSFCに入ってやりたいことを見つけたかった。

Q.大学でやりたいことはなんですか?

吉里: 世間一般の「大学生」をやりたい。秋祭実行委員会などやってみたい。

葛上: 大きなイベントに向けてつくっていくというのには興味がある。

平賀: 早いうちから研究会に入ってがんばりたい。インターンなどにも興味がある。

戸田: 留学を考えている。世界で働くための礎をきずきたい。

葛上: ぼくも「大学生」には興味がある。遊び・勉強・バイトなどを通して友達をつくって自分の力にしていきたい。

大長: ネット関係で起業したい。インターンなど様々な機会を生かして行動していきたい。

Q.高校で熱中したことなどあったら教えてください。

平賀: いわゆる普通の高校生だった。剣道部だったが無難にこなしていた。

戸田: 学校はさぼって海外ドラマなどをずっと見ていた。得られたものはないかもしれない。

葛上: 授業は嫌いだったが学校は好きだったので友達と遊んだりしていた。

大長: スプレーアートをしていた。高校はあまり厳しくないところだったので存分に打ち込めた。

吉里: サッカーをしていたがそればかりではなく遊んだりもしていた。

Q.みなさんは一般受験ということですが、受験日にはなにかありましたか?

大長: 小論文の回答用紙は大きくてびっくりした。

平賀: 環境の小論文は不安だった。実際書き終わらなかったが受かれてよかった。

吉里: 慶商志望だったので小論文対策はしなかった。数学のために前日はテトリスをして頭を柔らかくしていた。

Q.勉強法など受験生の参考になることがあればお願いします。

葛上: 一浪だった。週一回だけ英語の塾に通ってはいたが、あとは自分で勉強していた。

平賀: 予備校に缶詰で勉強していた。模試などもきちんと受けた。

吉里: 適度な息抜きはしていた。一時間くらいは外で遊んでいた。健康的な生活を送っていた。

戸田: センター慶経の対策をしていたので、小論文はジャンルを決めて勉強してこじつけで書いた。

大長: いわゆる勉強はしていない。図書館に行ってデザインやITなどの本を読んでいた。

Q.将来やりたいことはなんですか?

吉里: なにもやりたいことが見えないのでSFCで探そうと思う。海外に留学などもして見聞を広めたい。

大長: 組織に馴染めないので起業してスモールビジネスをやって好きに生きていきたい。

平賀: ネットとウェブでなにができるかを研究したい。

戸田: 海外で仕事した方が経済的文化的に優位なイメージがあるのでぜひ行ってみたい。

葛上: 興味分野がいろいろあるので大学でなにをやりたいか追求していきたい。