義塾野球部は14日(土)-17日(火)、春の東京六大学野球リーグ、慶應−明治戦(慶明戦)に臨み、2勝1敗1引き分けで勝ち点を手にした。2連勝とはならなかったため、立教大学にも優勝の可能性が残り、優勝決定は残る第7週・第8週の慶早戦に持ち越された。

慶明戦2勝1敗1引き分け

慶明戦一回戦は14日(土)、明治野村祐輔投手、義塾竹内大助投手(環3)の両先発で行われた。義塾打線は明治野村投手の前に沈黙し、0-6で完封負けを喫した。この時点で義塾の今週の優勝は消滅。
 15日(日)に行われた二回戦は明治難波剛太投手、義塾白村明弘投手(商2)が先発。先制され、2点差を追う苦しい展開であったが、土壇場の九回二死に追いついて2-2の引き分けに持ち込んだ。
 再び明治野村投手、義塾竹内大助投手のエース対決となった16日(月)の三回戦は序盤から義塾打線が爆発。野村投手に一回戦の雪辱を果たし、9-3で勝利。1勝1敗1引き分けのタイに持ち込んだ。
 どちらが勝っても慶明戦の勝ち点の行方が決まる16日(火)の四回戦には明治難波投手、義塾白村投手が先発。序盤に4点を取った義塾が5-0で逃げきり、勝ち点を手にした。この結果明治大学は優勝の可能性が消滅し、慶・立両校に優勝の行方が絞られた。

今後の優勝条件

来週の立教−東大戦(立東戦)で立教が2連勝した場合、最終週の慶應−早稲田戦(慶早戦)によって優勝が決まる。勝敗による優勝校は以下のとおり
 ・義塾の2連勝、2勝1敗→義塾の優勝
 ・義塾の1勝2敗→勝ち点4・勝率.692で並び、立教との優勝決定戦
 ・義塾の2連敗→立教の優勝
 なお、立東戦で東大が勝ち点を取るとその瞬間に義塾の優勝が決定する。
東京六大学野球の順位決定は次の通り
 《同一対戦校に勝ち越した場合に勝ち点1を獲得し、勝ち点が多い方が上位》
 《勝ち点が同じ場合は勝率の比較によって順位を決定》
 《勝ち点も勝率も同じ場合は、優勝校の決定に限り決定戦を行なう。2校で実施の場合は1回戦制で勝者を決める》