21日(土)、「総合政策学の創造」と「環境情報学の創造」の合同補講が行われる。テーマは「歴史的な大震災を前にSFCから何をしていくか」。この合同補講について、國領二郎総合政策学部長にコメントをいただいた。

以下コメント原文
 災害を乗り越えて新しい出発をするためには、技術的手法と社会的手法を有機的に組み合わせてトータルな問題の特定と解決をはかっていかなければなりません。また、トップダウンで降りてくる解決に加えて、一人ひとりが現場で取り組む解決をネットワーク化させて大きな動きにしていかなければなりません。様々な取り組みを進めている教職員や上級生の取組みを一年生という強力な援軍に紹介することで、取組の強化や新しい取組の創出が起こると思っています。一緒に問題を解決すべく、皆で頑張りましょう。
総環「創造」合同補講の詳細なタイムテーブルは以下

14:00オープニングリマーク(両学部長)
14:05SFC発で活動している教員、学生によるプレゼン(5分×7G) SFC震災復興支援活動プロジェクト(古谷知之総合政策学部准教授ほか) 震災復興インターネット(植原啓介環境情報学部准教授ほか) roomdonor.jp(福崎康平さん(総3)) oosaki.info(相沢宏諒さん(総3)) prayforjapan.jp(鶴田浩之さん(環2)) 緊急遠隔手話通訳ネットワーク(大木洵人さん(政・メ1)) みなとメディアミュージアム実行委員会(日高一馬さん(環2))
14:40参加者(主に1年生)との意見交換、質疑応答(20分)
15:00グループディスカッション(10分)
15:10両学部長を中心としたディスカッション(45分)
15:55コンクルーディングリマーク

震災対応や災後復興は様々な授業で扱われている。目の前にある社会の問題を扱うSFCにおいて「震災」は今年一年の大切なキーワードだろう。当日、参加不参加は問われないそうだが、震災を考える上で興味深いコンテンツが満載なので、是非参加してみよう。