メンター三田会が、企業を目指す学生・社会人をサポートするための「エンジェル制度」を創設した。簡単な手続きで、素早く資金援助を受けることが出来るのが魅力。


 メンター三田会は、2004年に設立された慶應義塾卒業生による会で、起業・新事業を志す者の育成を目的としている。学生のビジネスプランの相談、ビジネス実現のバックアップを行っている。
 エンジェル制度は起業を目指す学生・社会人が、スタートアップ及びそのアイディア検証のために、資金援助を簡単な手続きで受けることの出来る制度である。日本初の試みであり、応募資格は、原則として塾生・塾員・社中であることのみだ。
 ビジネスを行う上では紙の上でプランを練っているだけではなく、実践することが重要である。特にITベンチャーの場合、そのプランを早く社会に出して試す必要がある。エンジェル制度の資金援助は、原則返済義務は発生しない上に、素早く利用でき、慶應社中ならではの安心感も魅力だ。資金援助はしてもらいたいが、束縛・コントロールはされたくないという学生目線に立った制度となっている。また資金のみならず、人、モノ、情報すべてを援助可能だ。
 メンター三田会投資倶楽部の庭田禎久氏は、「2、3回とチャレンジをすることで人脈、経験が増える。試しているうちに別のアイディアが出てきて、そのアイディアが成功に繋がることも。実際、創業時とは全く違うことをしている会社は多い。学生には早く一歩目を踏み出してほしい。その環境を用意することが出来た」と語る。
 エンジェル制度の詳しい説明はメンター三田会サイトまで。また、エンジェル制度に関するお問い合わせ・お申込み、メンター三田会でメンタリングを受けたいという方は、庭田氏まで連絡とのこと。
庭田禎久氏の連絡先
電話番号:080-4136-0078
Facebook:yoshi.niwata [ at ] facebook.com
※メールを送る際には [ at ] を @ に変換してお送りください。