義塾競走部の廣瀬英行選手(環4)は7月7日(木)-10日(日)、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて行われた第19回アジア陸上競技選手権兵庫・神戸大会に出場。個人400mにて2位、団体4×400mリレーで日本チームの一員として優勝を果たした。


 廣瀬選手はまず雨が降りしきる大会初日、個人400mの予選に2組に登場。廣瀬選手はやや外側5コースに入った。前半は1つ外側6コースの韓国・朴鳳高選手がレースを引っ張るも、最終コーナーの出口で廣瀬選手がトップに立つ。そのまま逃げきり、組1位で予選を通過した。記録は46.35。
 続く決勝は大会2日目。真ん中からやや内側の4コースに入った廣瀬選手は前半から積極的な展開を見せる。最終コーナーを立ち上がったときにトップに立つもラストスパートで、サウジアラビアのユーセフ・アハメド マスライ選手にかわされ2位に終わった。記録は46.03を出し、予選を上回った。
 4×400mリレーは最終日の最後に行われた。廣瀬選手は日本チームの3走にエントリー。1走、2走の選手がリードを作り、廣瀬選手はトップでバトンを受け取る。そのままリードを保ち、4走の選手にバトンを渡す。4走の選手もリードを保ったままゴール。2位サウジアラビアに3秒以上の差をつけて見事優勝を果たした。
 なお、この大会の結果、廣瀬選手は8月27日から韓国・大邱で行われる世界陸上への出場が決定した。さらなる活躍に期待しよう。