27日(木)2011年プロ野球新人選手選択会議(以下ドラフト会議)が行われ、阪神タイガースが義塾野球部伊藤隼太選手(環4)を単独1位指名した。


 日本野球機構(NPB)が主催し、新人選手との契約交渉権をプロ野球各球団に振り分けるドラフト会議。アマチュア選手がプロ入りするためには必ず指名を受ける必要がある。また、その前段階として高校生選手と大学生選手は高野連もしくは全日本大学野球連盟にプロ志望届を提出しなくてはならない。
 義塾の主将である伊藤選手は9月19日にプロ志望届を提出。多数の球団が興味を示しており、中でも阪神タイガースは以前から1位で指名すると意思を表明していた。
 27日(木)17:00からドラフト会議が行われ、前評判通り阪神タイガースが伊藤選手を1位指名し、交渉権を獲得した。
 なお義塾野球部を含め、東京六大学野球連盟に所属する大学から指名された選手は以下のとおり。
 広島1位 野村祐輔投手(明治大・投手)
 広島4位 土生翔平選手(早稲田大・外野手)
 広島育成3位 塚田晃平投手(早稲田大・投手)
 阪神1位 伊藤隼太選手(慶應大・外野手)
 読売育成3位 柴田章吾投手(明治大・投手)
 楽天6位 島内宏明選手(明治大・外野手)
 伊藤選手は神奈川を離れて関西に行くことになりそうだ。しかし、SFC生にとっては、いつまでもSFCの仲間としての伊藤選手である。これからも活躍に期待しよう。