12日(月)夜、メディアセンターの壁に突如ゲームの画面が出現した。戸惑い、驚き、足を止める通行人。一体これは何なのか? 画面を投影しているプロジェクターの元には、中西泰人研究会の人々がいた。

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ゲーム画面の投影元にいた中西泰人環境情報学部准教授率いる中西研究会の人々は、「SFC内に自分たちで作ったアプリケーションをプロジェクターで投影したら面白いのではないか? 」というアイディアの元、活動を開始した。今回のゲーム画面投影もその活動の一環だという。

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「知能増幅のための情報アーキテクチャ: 人と道具と環境との構造と特性」というテーマで研究開発を行っている中西研究会は、ORF2011に「時空間デザイン2011」というタイトルで出展をしていた。しかし、ORF2011ではシミュレーションによる研究発表に留まっており、次回のORFではシミュレーションでなく、実際に現実世界でできる研究活動を発表したいと考え、今回の活動を開始したという。

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現在はゲーム画面を利用し、プロジェクターによる投影がどんな体験を生み出すのかを確認している段階。今後、自分たちで作ったアプリケーションをSFC内で投影したいとのこと。今後、SFCを歩いていたら突然壁に画面が……ということも起きるかもしれない。