サッカーJ1の横浜F・マリノスは10日(火)、J2に降格するアビスパ福岡からSFC卒の中町公祐選手(10年総卒)を完全移籍で獲得することを発表した。


 中町選手は正確なパスと広い視野を生かしたミッドフィルダー(MF)。ボランチから最前線まで幅広くこなすことができる。2009年にはJ2にて35試合で10得点を挙げ、得点能力も高い。
 中町選手は2004年、群馬県の進学校である高崎高校からSFCの総合政策学部に入学した。時を同じくして、Jリーグの湘南ベルマーレ入団。大学生Jリーガーとなった。2008年3年生になって、湘南ベルマーレを退団し、義塾ソッカー部に中途入部。中心選手として活躍し、ソッカー部の学生リーグ1部昇格に大きく貢献した。なお、SFCには計6年在籍している。
 中町選手が神奈川県のチームでプレーするのは義塾卒業以来2年ぶりのこと。横浜であればキャンパスからも近く、スタジアムにも足を運びやすい。機会があれば、ぜひ応援に行ってみよう。
 また、同じJ1だと、義塾ソッカー部DFの黄大城選手(総4)が今年J1に昇格する京都サンガFCへの入団が内定している。国内最高峰の舞台でSFC卒のJリーガー同士のマッチアップがあるかもしれない。彼等の活躍に期待しよう。
■中町公祐選手
・生年月日: 1985年9月1日生まれ
・年齢: 26歳
・ポジション: MF
・経歴:
 2004年 湘南ベルマーレ入団、慶應義塾大学総合政策学部入学
 2007年 湘南ベルマーレ退団
 2008年 慶應義塾大学ソッカー部入部
 2010年 慶應義塾大学卒業、アビスパ福岡入団
 2012年 アビスパ福岡退団、横浜F・マリノス入団