7月7日(土)、第23回七夕祭が行われる。七夕祭は、秋祭と並びSFCを代表するイベントで、当日はSFC生のみならず地域の方々や受験生も多く訪れる。今回SFC CLIP編集部では、七夕祭実行委員会代表の酒井亮輔さん(環2)に話を伺った。

七夕祭まであと1週間! 現在の意気込みを教えてください。

 これまでにできることは全てやったつもりです。「人事を尽くして天命を待つ」ではないですが、当日晴れてくれることを願っています。また、準備が半分、当日が半分と考えているので、当日の運営にも力を入れていきます。とにかく来場者に楽しんでいただくことだけを考えて、頑張るつもりです。

 来場者数は昨年度が13,000人だったので、それを超えたいと思っています。近年では知名度も上がり、近隣の方々にも多く来て頂いています。SFC生以外の人にも七夕祭を楽しんで頂けたら嬉しいですね。

ちょうど七夕の日に開催される今年の七夕祭。見所は?

 今年の七夕祭のテーマはズバリ、「七夕伝説」です。5年ぶりにちょうど7月7日(土)に七夕祭を行うことで、七夕色を全面に出そうと思い、このテーマに決定しました。

 装飾も、織姫と彦星の物語をイメージしています。特に今年は、ストーリー性のある装飾を心がけました。キャンパス全体で、七夕伝説の物語を紡いでいくような形です。例えば、階段上に設置される門には織姫と彦星の出会いのシーンを描き、θ館の方向へ足を進めていくと天帝の怒りを買って引き離されてしまうシーンに出会う、といった具合です。

 また、カスケードの上あたりには「世界一短冊」を設置します。世界一短冊とは、たくさんの短冊をつけた大笹を展示するものです。短冊は、SFCの皆様のみならず、地域の方々や渉外先の方にも書いて頂きました。様々な人に七夕祭に関心を持っていただくきっかけとなることを願っており、また、地域の方々全員の七夕祭であるというコンセプトの現れにもなっています。

今年イチオシのイベントは何ですか。

 まず、昨年までに無かった試みとして、バラエティ番組の公開収録が行われます。「おもしろ言葉ゲーム OMOJAN」という番組の出張OMOJANというコーナーの収録をする予定で、お笑い芸人の「カラテカ」と「カナリヤ」の2組が来校されます。また、出演者の方と一緒にゲームで遊んでもらう方を、当日募集します。事前に手続き用のテントでの応募と、観覧者の中からの抽選の2つの応募方法を用意する予定です。観覧自体は自由に出来ますので、お誘い合わせの上θ館までお越し下さい。

 また、毎年の定番ではありますが、やはり花火はおすすめです。花火の時間に合わせて来校して下さる方も多くいらっしゃる程です。また、七夕祭には来られなくとも花火を自宅から見られる近隣の方も多いようで、この地域では夏の風物詩となっているようです。キャンパス内の様々な場所から見ることが出来ますが、一番のおすすめは「カモりながら」です。花火は中高のグラウンドから打ち上げているので、恐らく鴨池周辺が最も良く見えると思います。

 これ以外にも、ミス慶應候補者のお披露目会や古川元久国家戦略担当大臣のトークセッション、学部長バンドなど、イベントは盛りだくさんです。

七夕祭インタビュー

学生へのメッセージをお願いします。

 来場者の方も、団体として参加される方も、とにかく楽しんで欲しいということが一番です。「皆さんに楽しんで頂く」ということを、実行委員会としての唯一無二の目標にがんばってきました。楽しんで頂けたのならば、七夕祭は大成功ですし、それ以外の基準は無いと思っています。

 また、SFC生の皆様はぜひ浴衣で来てください。浴衣を着た大勢の来場者と模擬店の風景に溶け込んで、七夕祭を楽しみ尽くして欲しいと願っています。