7日(土)、慶應義塾広告学研究会(以下、広研)は七夕祭にて、「『ミス慶應』SFC七夕祭お披露目」を行った。浴衣姿の候補者たちがステージ上に立つと歓声があがり、悪天候にもかかわらず会場は熱気に包まれた。この候補者の中から本年度のミス慶應が選ばれる。お披露目では各候補者の自己紹介と理想の告白シチュエーション企画が行われた。

Entry No.1 小澤陽子さん(環3)


小澤陽子さん(環3)


・自己紹介


 料理が得意でお菓子作りもよくするという家庭的な一面を見せる小澤さん。海外旅行が好きで、今まで行った国はオーストラリア、イギリス、ニューカレドニアとのこと。
 好きなものはヒマワリ。人を励ます外面の魅力と、ハムスターのエサになる有用さなど内面の魅力があり、小澤さん自身もそういった存在になりたいと語った。

・告白シチュエーション


 幼馴染と同窓会のあと縁日に行き、神社で一緒にお参りをする隣りで「これからもずっと一緒にいられますように」と囁く。
 今願うことが出来るとしたら、といった質問には、3年なので就活が上手くいきますようにと、彼女のリアルな一面も垣間見ることができた。

Entry No.2 越野結花さん(法1)


越野結花さん(法1)


・自己紹介


 アメリカ生まれの越野さんは、国際交流や社会問題に関心を持つ。この関心から英語のディベートサークルに所属している。また、3歳からダンスを始め、ダンスサークルにも所属している。

・告白シチュエーション


 女友達と行った夏祭りの帰り、いつも通っている塾の前を通り過ぎる。そこにいた大好きな塾の先生に向けて「先生、お祭りのときから気持ちがどこかにいってしまって、頭の中でダメだってわかっているのに……だって好きなんだもん」と告白。この一撃で観衆は大盛り上がり。イジケた時など、ここぞというときに「もん」を使っているらしい。

Entry No.3 眞田詩穂さん(総4)


眞田詩穂さん(総4)


・自己紹介


 4年生にして七夕祭は今日が初めてという眞田さんは、小学生から陸上を始め、大学では体育会陸上部に所属している。腹筋は6つに割れており、足を怪我していた時に一日1000回も腹筋をしていたと発言し、会場を驚かせた。

・告白シチュエーション


 花火大会の約束をしていたが遅刻してしまい、たどり着いた会場には待ちくたびれた相手の姿。そんな相手の前で「あの……えっと大好き!」と告白。
 告白の中には相手を待たせてしまった後悔や申し訳なさといった、いろいろな感情が感じられ、インパクトがあった。なお、本人はあまり遅刻をしたことはないとのことだ。

Entry No.4 増田友里恵さん(文3)


増田友里恵さん(文3)


・自己紹介


 候補者の中で背が一番低いので、「ミニマム増田」で覚えてほしい、と自己紹介。休日はピクニックへ行ったりしているとのことで、先日の金環日食は朝から代々木公園へ見に行ったそうだ。ワイワイするのも好きだがゴロゴロしたり一人でいる時間も好きとのこと。

・告白シチュエーション


 仲の良い男友達と仲良く夏祭りに来ていた。そこで男性が浴衣に飲み物をこぼしてしまい2人のムードは最悪。相手の謝罪に対して、「嫌い……うっそー、好きだから許す!」といわゆるツンデレ告白。観客は魅了されていた。

Entry No.5 下川祐佳さん(法4)


下川祐佳さん(法4)


・自己紹介


 下川さんはイギリス、オーストラリア、香港に居住経験がある帰国子女。ハーフによく間違えられるという。好きな食べ物は納豆で、納豆トーストをつくることも。世界最後の日は納豆を食べたいと語るほどの納豆好きだ。

・告白シチュエーション


 昔の男友達と偶然の再開を果たした2人、そのままの勢いで花火大会に行くことになった。花火大会で浴衣姿に着替えてきた自分の姿を相手から褒められると「一番可愛い私を見て欲しくて」と答え、続けざまに「Because I Love You」と告白。帰国子女ならではの告白だ。

Entry No.6 桝田沙也香さん(商1)


桝田沙也香さん(商1)


・自己紹介


 福岡県出身の枡田さん。特徴ある博多弁を披露して観衆を盛り上げていた。人見知りはしないタイプとのことで、ショッピングが大好き。中でも新宿や表参道は歩きまわるだけで楽しいと語り、アクティブで人懐っこい性格をのぞかせた。

・告白シチュエーション


 先輩と行った花火大会。花火も終わり、二人は静かな所へと抜けだす。そこで「先輩のこと、好いとうよ」と優しく告げる。福岡出身の博多弁による告白で、方言に魅力を感じる都会育ちの男子のハートを見事に射止めていた。

 七夕祭でしか見られない各候補の浴衣姿は、華やかなものからしっとりとした大人しめなものまで候補の個性を象徴していた。
 また、候補者たちは外見の美しさだけが魅力ではない。例えば勉学が優れていたり、習い事を極めていたりと、美しさに加えて他にもいろいろな魅力を兼ね備えていた。
 ミス慶應候補者たちは今後も様々なイベントに参加してアピールを続ける。公式Facebookページや公式twitterアカウントなどをチェックして応援しよう。