8日(土)、東京六大学野球の秋季リーグ戦が開幕する。去年の秋季リーグでは、明治大学が他の5大学全てから勝ち点を奪い、完全優勝を果たした。昨年は惜しくも5位だった義塾野球部も、今年は春季リーグでライバルの早稲田を下したこともあり、期待が高まっている。


 東京六大学野球は慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、東京大学、立教大学の6校によって構成される、1926年から続く日本最古の大学野球リーグである。リーグは総当り戦の形式をとり、同一の対戦校に対して先に2勝したチームが勝ち点を得る。



 今年の春期リーグは早稲田が優勝を飾った。しかし、リーグ最終戦の慶早戦においては2勝1敗で義塾が勝利し、早稲田の完全優勝を阻止する形となった。今期のリーグも、選手陣の力が拮抗しており、白熱した試合が期待できそうだ。



 今回の義塾の注目選手は、やはり竹内大助投手(環4)と福谷浩司投手(理4)だ。竹内選手は、制球力の高いピッチングと、左投げを生かした牽制球を武器とする。そして福谷投手は球威あるストレートを武器とする右投げの投手だ。最高155km/hにもなるストレートには注目だ。



 義塾野球部の試合日程は以下の通りだ。

8日(土)-9日(日)立教大学戦
22日(土)-23日(日)法政大学戦
29日(土)-30日(日)東京大学戦
10月13日(土)-14日(日)明治大学戦
10月27日(土)-28日(日)早稲田大学戦(慶早戦)


 なお8日(土)の開幕日のみ、学生は学生証の提示で応援席に無料で入場することができる。この日、義塾野球部は第2試合において立教大学と対戦するので、時間のある塾生は神宮球場へ応援に行こう。

 他大学の試合を含めた詳細な試合日程は以下のリンクから参照できる。