玉村雅敏研究会(以下玉村研)が、21日(火)から、SFCあさもぐキャンペーンを行う。SFC生が朝ご飯を食べるきっかけ作りとして、パンを配布。合わせてアンケート結果などから大学生の朝食事情を調査する。

朝食用のパン配布!

21日(火)-24日(金)の4日間、希望者にパンが配布される。種類は、ウインナーフランス、たまごデニッシュ、ハニーミルク、バナナ&ヨーグルトの4種だ。パンをもらうには、玉村研Twitterアカウントへ事前の申し込みが必要だ。パンは生協のドリンク等の引換券と一緒に、玉村研作製の紙袋に入れて配布される。パンは翌日の朝食にしてもらい、包装面に貼られたQRコードより感想を提出する。
 また、玉村雅敏総合政策学部准教授の月曜1限の講義「コラボレーション技法ワークショップ」でも同様の取り組みが行われ、朝食を摂りながらの授業が行われる予定だ。

(無題)

朝食を摂らない大学生に呼びかけ

キャンペーンをこの時期に行ったことには狙いがある。5月という中だるみしがちな時期に実施することで、朝食をきちんと摂ることを促すとともに、規則正しい生活をするよう呼びかける。また、「コラボレーション技法ワークショップ」にて、グループワークを行う学生にも朝食用のパンが提供される。これは、夜中にグループワークをしがちなSFC生へ、朝の活動を提案するのが目的だ。ハッシュタグ「#あさもぐ」が用意されており、感想をツイートすることで、学生が互いに楽しむことができるだろう。
 玉村研はソーシャルマーケティングを扱う研究会だ。ソーシャルマーケティングとは、ただ商品を販売するだけでなく、顧客が求める商品やサービスの中に、社会的な価値を見いだすマーケティングのことだ。今回のキャンペーンは、「朝食を軽視する大学生」という身近な社会問題に焦点を当てたプロジェクトだ。

実践的なプロジェクト

玉村研の履修生、諸角早智さん(総3)は「SFC内で自ら問題を提起して、実践的に解決に当たるプロジェクトは初めてなので、SFC生からどんな結果が得られるのか楽しみです」と話す。

(無題)

事前の申し込みは下記のTwitterアカウントにて行うことができる。これを機に、朝食をきちんと摂り、朝を積極的に有効活用しよう。