メディアセンターで貸し出しされる外付けドライブの機種が更新された。なお、新しく貸し出しを開始されたドライブは、ブルーレイディスクの読み込みにも対応している。


 5月20日(月)から新たに貸し出されているのは、BUFFALO BRXL-CSPI6U2である。


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 これまで貸し出しされていたDVDドライブは、本体サイズや読み出し時の音が大きい、また別途ドライブ用に電源を確保する必要があるなど、いくつか問題があった。



 新しく導入された機種では、そのような不満もほぼ解消されている。本体サイズは、一般的なCDケースより一回り大きい程度だ。それに加え、この機種ではブルーレイディスク、それもBDXLという1枚あたり100GBを超える規格のディスクも読み込める。現在市場に出ているディスクならほぼ全て対応している。



 ただし、映像視聴に必要なソフトウェアは、メディアセンター側では用意されない。例えばメディアセンターで貸し出されたり、市販されているディスクで映画を鑑賞しようとした場合、専用のソフトウェアを借り主自身が用意(購入)しなければ再生することはできない。

 繋ぐだけでそのまま読み込むことができるのは、専用のソフトウェアが不要なデータが記録されているディスクに限られるので注意が必要だ。



 CNSコンサルタントの機器担当、八木橋優さんによると、以前の貸し出しドライブが古くなったため、新しいものに交換したとのこと。現在10台用意しているが、貸し出しは多くても週に2、3人。自分から借りに来る人もいれば、ソフトウェアのインストールで困って相談に来た人に、コンサルタントから提案することもあるという。他にも、特別教室に設置されているiMacの更新で、内蔵ドライブが廃止されたため、その代替としての利用も想定しているそうだ。


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 SFC生には、UltrabookやMacBook Airなど、ドライブが内蔵されていないPCを使用している人も多い。最近では不便を感じることも少なくなったが、CDから音楽をインポートする際など、時には困ることもあるだろう。そんな時こそ、この貸し出し用ドライブを利用すると、とても便利なのではないだろうか。