12日(水)の16:30-18:30に、AVホールで第4回16ミリフィルム上映会が行われる。今回は『カンヌ国際映画祭特集』だ。橋本順一商学部教授の講演も同時に行われ、往年の名画を存分に楽しめる企画となっている。


 今回、上映されるのはマヤ・デレン監督の「午後の編目」とロベール・アンリコ監督の「ふくろうの河」だ。「午後の編目」は1943年のアメリカ映画で、実験的なイメージや、当時においては斬新なカメラワークを試している。「ふくろうの河」はアメリカの風刺作家アンブローズ・ビアスの小説を原作としたフランス映画だ。



上演に先立ち「映画における意識と夢と時間」というタイトルで橋本教授が講演を行う。教授はフランス文学と映画学が専門で、上演作品の背景知識への解説も行われる予定だ。合わせてメディアセンターのレファレンス担当から関連書籍の紹介も行われる。



 上映終了後、懇親会も予定されており、映画に興味のある方には必見のイベントだろう。