6日(土)-17日(水)、ロシアのカザンにて、第27回ユニバーシアード競技大会が行われる。この大会に義塾から、競走部の山縣亮太選手(総3)、庭球部の西本恵選手(総2)、志賀正人選手(法4)、水泳部の梅本雅之選手(経2)が日本代表として出場することが決まった。


 ユニバーシアード競技大会とは、国際大学スポーツ連盟が主催する国際総合競技大会のことだ。1958年から行われている歴史ある大会で、2年ごとに夏季大会、冬季大会が開催されている。世界中の学生が参加することもあり、別名「学生オリンピック」とも言われている。前回大会において、日本は史上最多の87個ものメダルを獲得した。

 この大会に、義塾から競走部の山縣亮太選手、庭球部の西本恵選手、他2人の選手が日本代表として出場することが決まった。



 山縣選手は、2012年のロンドンオリンピック日本代表に選ばれた実績もあり、また今年5月に行われた関東インカレでは、男子100mで悲願の初優勝をおさめたことでも有名だ。6月に行われた日本陸上競技選手権大会の男子100mでも優勝を果たし、その功績が評価され、8月に行われる世界選手権の代表にも内定している。さらに、この大会の日本選手団主将を務めることになった。ユニバーシアード競技大会での活躍にも注目が集まる。

 西本選手は、入学してからすぐに義塾庭球部の戦力として活躍。去年の関東学生トーナメントで準優勝、関東学生選手権では優勝をおさめ、そして今年5月に行われた関東学生テニストーナメントの女子ダブルスで優勝を果たした実績がある。まだ出場する種目は決まっていないが、メダル獲得が大いに期待される選手だ。



 SFC生2人をはじめとする義塾体育会の4人が日本代表に選ばれたことは、大いに喜ばしいことである。義塾の選手団がメダルを獲得できるように、そして今年の大会はさらに多くのメダルが獲得できるように、ぜひ応援しよう。