19日(木)、SFC研究所は、アクセンチュア株式会社と株式会社ブレインパッドと共に、ビッグデータに関して共同研究と研究者の育成を行う「データビジネス創造・ラボ」を創設したことを発表した。代表は森川富昭政策・メディア研究科准教授だ。


 データビジネス創造・ラボは、その名の通り、学問研究に留まらず、ビジネスの可能性を模索する。

 ビッグデータ分析は、企業の意思決定支援などの、新しい手段として期待されている。また、データサイエンティストの育成とカリキュラムの立案という教育、人材育成の目的がある。「ビジネスで通用するようなデータサイエンティストを育成するためには、カリキュラムの構築が必要」と森川富昭政策・メディア研究科准教授。

 また、アクセンチュア、ブレインパッドとの提携による、ビジネスの知見を組み合わせたカリキュラム構築ができ、ビジネスにおけるデータ活用の課題解決の手法を研究できると期待を示した。

 SFCで始まった、データサイエンス分野の産学連携。この産学連携をきっかけに、新たなビジネスやイノベーションにつながるだろう。