義塾ソッカー部は9月28日、関東大学サッカーリーグ戦第14節対明治大学戦に臨んだ。後期開幕から3連敗、13失点と波に乗れない義塾としては、是が非でも勝利が欲しいところだ。


 義塾は立ち上がりから明治のプレスに苦しめられて義塾ペースで試合を進めることができず、徐々に明治が試合の主導権を握っていく。

 前半9分、右サイドを崩されて、明治にあっさりと先制点を挙げられる。その後、攻勢に転じたい義塾だが、明治との激しい球際での競り合いに勝てず苦しい時間帯が続く。義塾は少ないながらもチャンスを作り出そうとするが、いずれもうまく合わせることができない。同点に追いつくことができず、0-1のまま前半が終了。


 後半も明治が試合を優位に進めていく。後半15分、義塾は岩田修平(総4)を下げ、山田融(総2)を投入。選手交代で流れを変えたい義塾だったが、明治の守備陣を崩すことができない。後半25分、明治は義塾の最終ラインの裏をつき、追加点を挙げる。連敗を止めるべく追いつきたい義塾は後半26分、29分に立て続けに選手交代を行う。後半終了間際、義塾はフリーキックのチャンスを得るも、端山豪(総2)のフリーキックは惜しくもクロスバーに阻まれてしまう。結局、2点のビハインドのまま、試合終了。義塾は0-2で明治に敗れた。


 今回の敗戦により、後期開幕4連敗。義塾は1試合消化数が少ないものの、暫定順位で12チーム中10位となった。ルールでは、下位2チームが2部リーグへと降格となってしまう。ぜひ、降格圏を脱出し、リーグ4位以上に与えられる全日本大学サッカー選手権大会への出場権を勝ち取ってもらいたい。