フィギュアスケート(ペア)の高橋成美選手(総2)が来年2月に開催されるソチ冬季オリンピック日本代表に選ばれた。日本スケート連盟が23日(月)に発表し、高橋選手は新たに実施される団体種目のメンバーとして出場する。ペアは木原龍一選手(中京大)。


 高橋選手は昨年の負傷やマーヴィン・トラン選手とのペア解消を乗り越え、今年1月に新たに木原選手とペアを結成。ロンバルディア杯(イタリア)7位、ネーベルホルン杯(ドイツ)11位、NHK杯8位、ロステレコム杯(ロシア)8位と戦績を重ねてきた。

 そして、ソチ冬季オリンピック代表の最終選考会を兼ねた第82回全日本フィギュアスケート選手権大会が21日(土)-24日(火)にさいたまスーパーアリーナで行われた。高橋・木原ペアはショートプログラムで54.62点を記録し、2位に大差を付けて首位に立つ。続くフリーでも94.86点で首位を獲得し、ショートプログラムとの合計149.48点で初優勝を果たした。

 個人種目でのオリンピック出場は逃したが、新種目である団体戦のメンバーとして日本代表に選出された。



 ソチ冬季オリンピックは2月7日に開幕する。最も注目度の高い競技がフィギュアスケートだ。特に、高橋・木原ペアの氷上での演技に、SFCから期待が集まる。