1日(火)からメディアセンター1階で「SFC生が選んだ本200冊」展が開催されている。展示されている図書は、5月14日、紀伊国屋書店新宿本店(東京都新宿区)で実施された「SFC生選書ツアー」でSFC生自らが選んだもの。展示は15日(火)まで。

カラフルでポップな展示スペース 洋書や食の図書が充実

 展示ブースは、メディアセンターに入ってすぐ左手、視聴覚資料コーナーの手前にある。カラフルでポップな展示ブースが一際目を引く。既に気になった人も多いだろう。

200冊1


 展示してある図書を見ると、教育学から西洋文学まで、そのジャンルは実に多様だ。選書ツアーでは、参加者が各自テーマを持って本を選んだという。専門書ではなく、読み物としての洋書や留学、食に関する図書が多い。

企画担当「学生目線で選ばれた図書を手に取って」

 選書ツアー企画担当の児島知子さんと鈴木有紀さんによると、今回の選書ツアーに参加したのは3人。参加者が多い時もあるが、選ばれた図書の中から既に所蔵されている図書などを除くと、毎回200冊ぐらいになるという。「せっかく学生が選んだのに、そのままほかの図書と一緒に書架に入れるのはもったいない」という思いが展示の背景にあるとのこと。展示ブースを1階入り口付近に設けたことで、3階の書架よりも圧倒的に手に取ってもらう機会が多い。なにより学生目線で選ばれた本を手に取ってもらうことが本展示の目的だ。

200冊2


 学生の反応はどうだろう。展示を見に来ていた学生に話を聞いた。長嶋モニカさん(環3)とキム・ミンジュさん(環3)は、明るくてポップな展示ブースが目に留まって立ち寄ってみたという。2人ともGIGAプログラムの学生ということもあり「洋書が増えるのは嬉しい」と好評だ。メディアセンターには資料購入依頼制度があるが、洋書は取り寄せに時間がかかることが多く、すぐには閲覧できない。自分が直接書店で選べる選書ツアーには「ぜひ参加してみたい」とコメントした。

 展示は15日(火)まで。展示されている図書はすべて貸し出し可能だ。新しい読み物を探すのに困っていたら、学生目線で選ばれた図書に手を伸ばしてみると新たな発見があるかもしれない。

SFC生選書ツアー 次回は10月27日に実施

 次回のSFC生選書ツアーは、10月27日(月)、丸善丸の内本店(東京都千代田区)で実施される。参加希望者は、氏名、学籍番号、連絡先(携帯電話番号・携帯メールアドレス)と、「選書ツアーにかける想い」(100字程度・形式不問)を下記のメールアドレス宛に送ろう。
選書ツアー応募: