10月4日(土)・7日(火)、明治神宮球場にて東京六大学野球秋季リーグ戦対法政大学戦が行われた。立教大学戦では勝ち点を落としてしまった義塾野球部だが、法政大学戦では2試合とも勝ち、勝ち点2とした。

 第1回戦は義塾が後攻で試合が開始。試合は2回裏から動き出す。5番の藤本知輝選手(環4)による二塁打、6番の竹内惇選手(商4)による適時打、さらに9番の加藤拓也選手(法2)による適時二塁打で3点を取り、主導権を握る。その後、5回裏にも8番の小笠原知弘選手(環3)、1番の佐藤旭選手(商4)の安打でチャンスを作ると、3番の谷田成吾選手(商3)の適時打でさらに1点を追加した。
 義塾先発の加藤拓也選手は、8回表に2点を取られたものの、その後は立て直し、完投。H2-4Kで義塾が1回戦を制した。
 

第1回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
H 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
K 0 3 0 0 1 0 0 0 X 4

続く第2回戦は雨天の影響で、7日(火)に順延された。
 第2回戦は、5回裏までお互い無得点。この長い均衡を破ったのは、先攻の義塾だった。6回表に2番の山本泰寛選手(環3)、3番の谷田成吾選手、4番の横尾俊建選手(総3)が連続安打を放ち二死満塁の状態で、5番の藤本知輝選手が適時二塁打を放つ。相手の失策も絡み、この回3点を先制する。
 その後も7回表で代打の羽入田雄大選手(環4)、9番小笠原知弘選手の連続安打、代走の梅野魁土選手(環3)の走塁で大きなチャンスを作り、1番佐藤旭選手(商4)の犠打でさらに1点を追加。投手陣は法政打線を3安打無得点に抑え、K4-0Hのスコアで勝利を飾った。
 

第2回戦
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
K 0 0 0 0 0 3 1 0 0 4
H 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

次の試合は、18日(土)・19日(日)に対明治大学戦が予定されている。明治大学は現在、4試合中無敗だが、義塾野球部には今回の試合の勢いに乗って勝利してほしい。