ボビー山岸です

こんにちは、4期生のボビー山岸です。


 人は僕のことをボビーと呼びます。僕はどうやら「ボビーっぽい」らしいです。大学4年間付き合ってきてついに名字を知らなかったという人間は少なくないので、あえてボビー山岸とフルネームで自己紹介させていただきます。後輩は「ボビーさん」、同期は「ボビー」、先輩なら「ボビー君」と呼んでください。(これでちょっと文字数稼げたかな…)

ボビーは何書くの?

さて、僕は97年にSFCを卒業し、企業(某大手商社)に2年間勤めた後、自分で会社を起こしました。俗に言う脱サラして起業ってやつです。起業やベンチャーというキーワードで何かと取り上げられるSFCですが、意外と起業している人間は多くないので、せっかくだから起業ということについてシャウトしてみたいと思います。
 ちなみに、かなり偏りのある思想を展開します。吐き気を覚えたらお早めの処方をオススメします。尚、残念ながら僕は前回の設楽君(ゼミの友達です)のようなアカデミックな文章を繰り広げる能力を持ち合わせておりません。「文章はグルーブが命」という大義名分の元、俗文で乗り切りますがお許しの程を。(編集の方々ごめんなさいね…)

”起業”なんてスカしてる?

何を隠そう、僕は”起業”や”ベンチャー”という言葉をあまり好きにはなれません。冒頭にさんざん使いましたが…。それらの言葉が持つ、勇気、若さ、リスク、特別な、人生を賭ける、全てを捨ててという一般的な印象にとても違和感を覚えるからです。(楽なので今回は引き続き起業という言葉を使いますが)
 
 語源を考えても、起業とは生業(なりわい)を起こすこと。つまりは自分で食っていくということです。それってとっても自然なことだと僕は思っています。全然特別じゃないじゃん、って。
 そして、だからこそ僕はみんなに起業することを薦めています。SFCの同期や先輩、後輩、以前勤めていた会社の同僚、高校時代の友人。特に会社の同僚かな…僕は起業のエヴァンジェリストかもしれない。

起業の何がいいんだろう

さて、起業の何が良いか。僕が起業をすすめる理由は何か。僕も改めて考えながら書いていきます。
 一言で言えば”全てのことが自分のことになる”から。言い方を変えると”生きている実感を持てる”からだろうと思います。うーん、ちょっとやばい方向になってきたかな…
 でも本当です。起業っていうか自分で商売やっていると、とにかく考えるという行為を繰り返します。あらゆることを考えまくります。だってじゃないと現実的な問題として食っていけないし。ビジネスモデルとかそんな格好のいい事だけじゃなくて、例えば社員のみんなの給与体系ってどうしようとか。それって超難しいですよ。ピュアに頭使うんです。(もちろんそれをちゃんと形にしますけどね)
 そして、周囲でおこっている一つ一つの事柄についても、自分のフィールドに落とし込んで考えてみたりもします。自分で商売やっているとなぜか世の中の色々な事柄に対して興味が湧くんです。それは多分確固たる自分の領域(商売)を持っているからなんだと思います。そこに結びつけて思考することができる。実際、結びついていたりする。どこかで自分(の領域)につながってる。
 それらの行為や実感は純粋に楽しい。確固たる自分の領域の中で(あるいはそれを飛び越えて?)、事業や世の中の様々な事柄について思考する。そしてその1つ1つが実は全て自分に関わっていると実感することができる…
 要は世界観が変わるんですね(ちょっと大げさだけど)。楽しいとかそうじゃない、とかいうレベルを超えてる。好きなこと自分でやるんだから楽しいのはあたりまえなんです。世界観が変わるから起業をすすめるのかなー。

結論だ!

さて、かなりやばめな思想を展開してしまいました。改めて読み返してみるとほぼ宗教。でも書き直す程ひまでもないので、そろそろ結論を。
  「あなたも起業してみてはどうですか?」
くどいと嫌われるのでこのへんにしときます。これ以上興味があったら下記までご連絡を。 では、どうもありがとうございました。
ボビー山岸
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