"END(Editing of News Data)"とは?
  ENDプロジェクトは、時事社会問題を身近な視点から見つめ直し、独自の調査・取材報告を記事にまとめ、みなさんに提供するコーナーです。
  12月は米国多発テロ事件関連と、国内狂牛病騒動に関する記事を二本立てで、4回に分けてお届けしていく予定です。お楽しみに!
 ENDのURL: http://www.sfc.keio.ac.jp/~t99876tm/end/


◆◆米国多発テロ関連の影響  <連載第一回>
 >>>海老名モスク探訪:日本国内のムスリムコミュニティを取材して、テロ後のイスラムとの対話について考えてみました。
 文化の差異を超えて対話をすることの必要性が叫ばれる様になったが、異文化を知るということが一体どういうことなのだろう。テロ後の報道から、文化対立が問題視されたが、そこから先の異文化コミュニケーションに関しての議論の進展はないように思われる。
 今回、海老名にあるモスクに何回も足を運び、イスラムを勉強させてもらいながら、そのコミュニティについて色々と取材を行うことにした。彼らは、学ぶことに関して非常に寛容で、快く私たちを受け入れて色々なことを教えてくれた。「ムスリムになるかは、勉強してから決めなさい。良い機会だからしっかり学んでください。」と言って色々と世話をしてくれる人もおり、私達はその世界にゆっくりと入り込むことができた。この連載では、そうした彼らの厚意によって知ることができた、日本国内のムスリムの事情と私達の異文化の経験について書いていきたい。

◆◆国内狂牛病騒動の中の藤沢市  <連載第一回>
 >>>藤沢市内の狂牛病被害を検証してみたいという考えのもと、藤沢市中央
  卸売市場の食肉業者の方にお話を伺いました。
  みなさん、最近、牛肉を食べていますか?
  9月10日に国内で初めて狂牛病に感染した乳牛が発見されて以来、一連の
  狂牛病騒動の原因追求と牛肉の安全性をめぐる議論が連日絶え間無く交わ
 されています。わたし達のライフスタイル全般に深く関わる問題であるだけ
 に、無関心を決め込むことは不可能です。
  食の問題に関する受け止め方は世代ごとにその違いが顕著といわれますが、
 では実際にSFC生はこの問題をわが身に照らしてどう考えているのでしょう。
 また、多くのSFC生の生活圏である湘南台地区を始めとした藤沢市では、具
 体的にどのような影響が見られるのでしょうか。狂牛病問題を身近な地域で
 検証してみたいという考えのもと、まず藤沢市中央卸売市場内の食肉業者の
 方にお話を伺いました。