先週に引き続き、Wiiliam&Maryプログラムの紹介です!今週は昨夏にプログラムを引率された矢上キャンパスの志村先生にお話をうかがいました。このプログラムについて非常に魅了的なコメントを頂きました!興味をもたれた方はぜひコンタクトをとってみてください。


1) W&Mプログラムとはどういうプログラムですか?
 このプログラムの正式タイトルはThe Keio University College of William and Mary Cross-cultural Collaborationですが、このプログラムを象徴的に表すキーワードは最後の2語です。本プログラムでは、一般的な夏期語学研修とは異なり、英語を学ぶだけでなく、William and Mary (WM)大の学生と大学寮に寝泊りして、協同(collaboration)で、日米の文化的な側面に注目して共同研究をすることが主眼となってます。その過程で、多くの学生が英語やアメリカ文化についてだけでなく、日本や自分自身について多くのことを学んでいるようです。なお、慶應での事前・事後研修もあり、ネットを使ったビデオ会議やBBSやメーリングリストを使い、夏期期間中だけでなく一年を通してWM大側との交流があります。
2)このプログラムにはどういった人が参加していますか?
 このプログラムはしばらくSFCの単キャンパスプログラムだったのですが、昨年度より全塾プログラムとなり、これまで全学部、全キャンパスから多くの学生が参加しています。1年生から4年生までが参加していますが、男女比は昨年度は女性が多かったのに対して、今年は男性が多かったように思います。
3)W&Mプログラムの特徴は何ですか
 教室から出て、たくさんの人に会い、身をもってアメリカ文化を体験し、学び、そして、自分自身を学ぶことだと思います。そこでは、自ら積極的に行動しないと何も始まりませんから、何事にも積極的に取り組むこともその大きな特徴ではないでしょうか。
4)今回のW&Mプログラムでのおもしろお話やステキなお話がありましたら教えてください。
 現地では、まずその日のテーマに関するレクチャーがあり、引き続きそのテーマに関するディスカッションが午前中いっぱい小グループで行われます。午後はフィールドワークに充てられているのですが、そのひとつにWM大のある地域社会でのボランティア活動があります。老人ホームや子供の家やハウジング・プロジェクトに例年参加していますが、私個人は最後のものに参加し、日本の夏もかなわないような高温多湿の炎天下、4時間、ペンキにまみれながら、民家の外壁のペンキ塗りをしました。その時はきつかったのですが、僕らのした仕事がこれから何年もそこに残ること、吸収するだけに終わりがちな海外旅行や海外研修があるなかで、ほんの数時間ですが、その土地の人のために何かすることができたと実感することができ、なんだか貴重な体験をしたように思えます。
5)最後にコメントをお願いします。
 国際センターを窓口として4月上旬に今年のプログラム参加者を募集する予定です。同じく4月初めに各キャンパスでガイダンスを行いますが、私はもちろん昨年の参加学生も出席して、本プログラムについていろいろとお話をします。このone-of-a-kind programに興味のある方は是非とも来て下さい。お待ちしてます!!!詳しくは国際センターまで。
Contact:HP 国際センターは各キャンパスの事務室にあるので、直接行ってみてください。