フランス語研修特集第2回目の今回は、昨年度の研修に参加され、現在はフランス語のSAをなさっている学生の方にインタビューしてみました!前回の特集では、古石先生が研修について詳しく説明して下さいましたが、今回は「研修を経て何を得ることができたのか」など、参加者の視点からのお話をお聞きしました。また、ホームステイ先のブザンソンは全くの田舎町だそうで、パリなどの大都会では味わえないようなステキな体験も紹介して下さっています。ぜひ、ご一読下さい。

1:全体の感想と研修で得たこと

研修は3週間という短い期間でしたが、私にとっては今までの語学研修の中で最も密度の濃いものでした。私はインテンシブ外国語の2期終了後に参加したのですが、初めの1週間はやはり現地でのフランス語になれるのに苦労しました。でも、ホストファミリーが暖かく迎えてくれ、また沢山のフランス人の方々と接触する機会があったので、フランス人の暖かさに触れられたと同時に、フランス語もかなり上達したと思います。

2:研修中の面白いエピソードなど

研修先はブザンソンという街で、パリとは異なり全くの田舎です。その分、雰囲気もゆったりとしており、現地の人達にもゆとりがあるように感じられました。なので、私は近くの市場やデパートへ行ってお店の人と話をしている時に分からない単語が出てきたりすると、いつもその単語のつづりを紙に書いてもらったり、理解できるまで説明してもらったりしていました。かなりサバイバルでしたが、パリなどの大都会では絶対にできない、素晴らしい経験だったと思います。(笑)

3:改善してほしい点など

先生の引率がなかったため、いきなりブザンソンでの現地集合は少々心細かったです。また、私が参加した回にはパリでの交流会がなかったので、参加者同士があまり仲良くなれなかった点が残念でした。

4:その他、コメントがありましたらお願いします

いろ 「語学を上達させる」など、何かしらの明確な目標を持って参加されるとよいと思
います。3週間という短い期間ですが、取り組み方次第で得るものも違ってくるのではないでしょうか。この機会をうまく利用することで、インテンシブ外国語の2期終了レベル(週4回のフランス語の授業を1年間終えたレベル程度)から、コンテンツモジュラーレベルやスピーチコンテスト、交換留学などを狙えるくらいにまで上達できると思います。来年度の研修に参加される方は、ぜひ頑張って下さい。