ここ数年、SFC通学の手段として自転車の認知度が上がり、チャリ通SFC生も増えています。今回はそんな事情について。


 SFCの北門駐輪場で自転車数が最大になるのはお昼前後です。昨年、サイクルKで調べたところ600台近い自転車がありました。おそらく全体では800-900台の自転車がSFCへの通学に使われているのではないかと思います。つまり5人に1人は自転車の計算です。
 チャリ通SFC生の多くは自宅と湘南台の駅から来ます。その理由にはバス停から遠い、歩くには遠いといろいろだと思いますが、一番の理由は自転車が早くて経済的ということがあります。駅からSFCまでは3.6km。特に朝と夕方は、バス停で待って、渋滞でノロノロ、ということを考えれば自転車の方が早く、人によっては7分台で行くようです。
 湘南台からSFCはSFCに近づくほど四季に富んだ表情を見せてくれます。春には新緑、夏は草いきれ、秋はススキ、冬は壮大な富士。バスや車からはなかなか感じられない環境があります。それに、途中で気になるものがあれば立ち寄っていくなんてことも自転車だからできることで、ローカルに根付いたエンタメができます。

駐輪場のいまとこれから

まさか路上に駐輪している人はないと思います。SFCには今年度4月から駐輪場がオープンしました。これは、昨年までのタロー坂上部での深刻な迷惑駐輪を受けたもので、これまで不足していたSFCでの正式な駐輪場所でもあります。しかし、これからの駐輪場は分散最適配置であり、今回のような集中管理では駅前の駐輪場のような混乱も今後予想され、サイクルKでは駐輪場の策定からタロプロ2というプロジェクト名でより使いやすいものになるように活動しています。
 湘南台には2つの大きな駐輪場があります。一つは東口の地下にある有料制で、850台が入り、現在のところ87%の充足率だそうです。一方、一番多いのがその地上部分にある無料駐輪場で1000台の収容能力に2倍近い自転車が入っています。じつは、この駐輪場が数年のうちに無くなる可能性もあり、市も困っているようです…。だれか知恵のある方!
やっぱり自転車は自分で楽しく乗ることができる乗り物ですね。
マナーを守って事故無く楽しいチャリ通を♪
次回はSFC周辺の自転車事故についてお伝えします。
(協力:藤沢北警察署)
「自転車を、SFCを、もっと楽しく」 サイクルK