BeGoodCafe湘南代表 高橋理志(総・3)
 このSFC CLIPが配信される頃、僕たちは茅ヶ崎の海岸でいよいよドームを建てています。紆余曲折を経てたどり着いた、プラスチックダンボールによるフラー・ドーム。台風10号が迫るなか、105個の三角形は無事組み建つのか??


 いまはパーツ作りの最後の仕上げをつめながら、みんなでどきどきなのです。どうなるかなー。そしてドームが海岸に現れて明くる日の10日。ドームでの催しの先頭バッターを飾るのは、BeGoodCafe湘南のWEBサイトで「腹筋日記」の連載をもつ、梶原利允(環1)による『ライフヒストリー』です。以下は梶原君からのご紹介。

[梶原]:

今回のイベントは、日常を楽しむ、地域の魅力を知って生活を面白くするという目的のもと計画実行されています。日常の楽しみですから、東京ディズニーに行くとか、ロックライブを見るという楽しみではなく、キヨスクのおばちゃんと立ち話をするとか、近所のカフェの店長と小話をしながら食事をするといった楽しみです。このイベントに参加してもらえば、日常にこのような楽しみを見出せてもらえるはずです。
 スタッフの間では第三の場所を作ろう、案内しようという熱意が沸きあがっています。第三の場というのは、例えば家、職場の他の落ち着く場所、遊び場、一休みできる場、人との交流が生まれる場です。ワークショップの準備などを通じ、実際に地域で行動しているメンバーはそういった場所を見つけていっています。
 僕個人の場合、10日個展を開いてくれる茅ヶ崎の駅口で絵を売っている兄ちゃん(マナブくん)と知り合いになりました。

身近な駅に挨拶をし、話をする人を見つけたわけです。また、ライフヒストリーで話をしてくれる地元の老人を探しに老人福祉センターに通うようになり、そこの廊下にある長いすというお気に入りの場を見つけました。ここは、センターに訪れたじいちゃんばあちゃんが座って仲間の到着を待つ場であり、囲碁、将棋の勝負を終えた人が一服する場です。

今回のライフヒストリーの企画では、"地域"からやることを考えるに留まるのではなく、”日常”という視点から考えを深めました。たとえば普段の食事って、どうしたら何気に楽しくなるか?皆で食べても楽しいし、自分で作るのも楽しいし、おばちゃん、これどうやったらおいしく食べれるん?って話ながらの買い物も楽しい。ずっと前に湘南台の八百屋に行って、そこのおばちゃんと話していると、他のお客もどんどん話に加わってきて、通りすがりの小学生はこんにちはではなく、ただいまって挨拶をするわけ。叫びたくなるよね、ムフフ。

最後にPR!

BeGood Cafe湘南のドームは、茅ヶ崎駅から徒歩20分くらいの茅ヶ崎サザンビーチ、Cマークのモニュメントがあるところの目の前に建っています。 8/10~31まで、様々な企画を予定しています(詳しくはWEBを参考にしてください)。
また、期間中はずっとドームが建ってますので(内装はこんな感じで計画)、ぜひ今年の夏休みは茅ヶ崎に海水浴がてら、立ち寄ってみてください。