始まるときは長く感じる夏季休業もあっという間に半分以上が終わってしまいました。9月に入り、休みも残すところ3週間を切りました。充実した休みを過ごしていますか?


 夏休み中多くの人が旅行に出かけたかと思います。現地での移動手段は何ですか?電車?バス?それともタクシー?サイクルKは是非、旅先で自転車を活用することをお勧めします。
 自転車社会の発達した欧米ほどではないですが、日本の観光地でも最近では観光用のレンタルサイクルを用意しているところが増えてきています。現地までは電車などの公共交通機関で移動し、観光には自転車を利用するというスタイルが日本でも定着しつつあるようです。
 そこで、今回は日本を代表する観光地でもある「日本三景」から、天橋立と松島を自転車で巡る旅を紹介します。

天橋立

天橋立は全長約3.6㎞の砂州が有名な景勝地です。「また覗き」という独特の鑑賞スタイルも有名ですが、観光客がよく「また覗き」をするのが傘松公園。あまのはしだて駅のある文殊堂側から、対岸の一の宮側の傘松公園までが主な観光ルートですが、移動手段としては砂州をわたる場合は徒歩か自転車。海から見る場合は遊覧船があります。徒歩だと1時間ほどがかかり、遊覧船を使ってもたいして時間は変わらないそう。そこでおすすめなのが自転車です。所要時間は片道約20分。砂州の中を自転車で走りながら、大自然を感じてください。時間を効率的に使える上に、自分のペースで観光することができます。
おすすめHP:天橋立観光協会文殊支部ホームページ
天橋立を楽しむ数パターンの観光ルートや、イベントスケジュールがあり、旅行の情報集めに。

松島

松尾芭蕉の歌で有名な景勝地ですが、今夏は数度にわたって宮城県北部をおそった大地震のせいで観光客の足が遠のき、観光業は大打撃を受けているそうです。普段は観光客で込み合っていて宿が取れにくいここもいまなら行きやすいかもしれません。
 松島湾に浮かぶ260あまりの島々を巡るには遊覧船を利用するしかありませんが、四大観(しだいかん)と呼ばれる島々を一望できる名所があり、これらは本土側にあります。残念ながら、4箇所の名所は距離的に離れているので自転車ですべてを回ることは難しいです。さらに広範囲に分布する島々を一望するにはそれなりの高さまで上らなければならないので、すこし自転車上級者むけかもしれません。しかしながら最寄の駅からも徒歩で20分近くかかったり、バスもあまりなかったりするようなので、時間を無駄にせずに旅するには自転車を使うのも有効なのではないでしょうか?景色を見る以外にも、遊覧船の発着所、観覧亭、五大堂などは湾岸沿いにあり道も比較的平坦で自転車で巡りやすいポイントです。
おすすめHP:松島観光協会
 今年はもともと冷夏で過ごしやすい夏ですが、9月に入り早くも秋の気配。自転車で行動するにも快適な季節になって来ました。残り少ない夏休み。今夏最後の思い出作りに、自転車で旅をしてみませんか?
(松田麻希 総合政策学部3年)
「自転車を、SFCを、もっと楽しく」 サイクルK
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