連日いい天気が続いてすっかり夏気分ですが、ここ最近がんばっていた高気圧もそろそろ息切れのようで、今週末から天気は下り坂。来週からはいよいよ入梅かとも報じられています。自転車通学のみなさんにとっては、不便な季節がやって来ますね。


 雨が降っている中自転車で走行するのは大変です。何もしなければ雨で濡れてしまうし、レインコートを着ても暑くて汗でべとべとになってしまう。かといって、傘をさして走行するわけにもいかない。片手で傘をさして自転車を漕いでいるひとをよく見かけますが、これは大変危険な行為です。片手運転は非常に不安定で簡単にバランスを崩してしまいます。雨で滑りやすくなっている路面であれば尚更です。どうしても傘を差したいときには、手で持つのではなく、傘を自転車に固定する器具などを使うようにしましょう。
 ところで、傘を自転車に固定する器具として有名なものに「さすべぇ」(http://www.rakuten.co.jp/sasube/index.html)という商品があります。これは大阪のおかあさんたちを中心にヒットしたらしいのですが、関東では未だにほとんど見かけないのはなぜでしょうね?雨傘だけでなく日傘もさせて、UVケアの強い味方なのですが
 雨の日に使えるグッズとしては、レインコートと併用して、レインシューズカバーやレインヘルメットカバーなどがあります。レインコートは、いわゆるカッパだと格好が悪いという人には釣り用のジャンパーがお勧めです。防水はもちろん、適度に通気性がありファッション性に優れたものもあるようなので、自然に着れるのではないでしょうか。それから、下から跳ね上がる泥や水は傘では防げませんから、泥除けが必要です。見た目がちょっと格好悪くなる場合もあるようで、あまり好まない人も多いようですが、効果は抜群だと思います。そして最後に、もしかすると一番重要なのが照明と反射板です。雨の日は視界が悪くなり、とくに車は窓が曇って外が見えづらくなりますから、自転車がそばを通っていても気づかないことがあります。照明をつけてしっかり自分の存在をアピールして走らないと危険です。どの方向から見ても見つけやすいように、複数の反射板を取り付けるのも効果的です。
 雨の日は晴れの日に比べると自動車も運転しづらいので、ドライバーも十分に周りに気を配れません。だから、ドライバーは基本的にこちらが見えていないと思って、細心の注意を払って自転車に乗るようにしてくださいね。水が跳ね返るのがいやで水溜りを避けたり、信号待ちで濡れるのがいやで信号無視をする人がいますが、急な進路変更や無理な運転は事故のもとです。気持ちはわかりますが、周りをよく見て運転しましょう。
 チャリ通を推奨する我々としては悲しいことですが、無理をせずに、雨の日は自転車をやめてバスや車を利用する選択も大切です。雨に濡れると自転車も傷みますから、あえて梅雨どきはチャリ通をお休みするのもひとつの選択でしょう。
 雨の日は外に出るのもおっくうですが、大学では中間のレポートや試験が多い時期でもありますから、頑張って授業はサボらないように!
(文責:総合政策学部4年 松田麻希)
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