第2回 五月病知らず! SFC生が世界一周写真撮影紀行中

目下、蓮村俊彰さん(環3)が世界一周の写真撮影紀行中だ。今年の2月20日(月)に日本を出発し、来年の1-2月に帰国する予定だという。ニューヨークから届いた先月の便りから1ヶ月。彼は地球のどこで何を考え、何をしてきたのだろう。第2回はウィーンから届いた便りだ。

　SFCの皆様、ご機嫌いかがですか?
　SFC休学中の蓮村です。今まさに五月病の季節ですね。僕も毎年罹ります、五月病。そんな時は決まってSFCの友達の家に押しかけて、朝まで騒いだり呑んだりして元気を吸い取っています。しかし、今年は自分休学して世界一周中なのでそうもいかない予感でした。遠い異国の地で愚痴る相手も無く一人五月病に萎えるのか、と落胆していました。正直、この2ヵ月半で体重が7kg落ちてますし、機材も結構ガタがきはじめていて先行き不安でした。ヨーロッパ大陸をトボトボ一人寂しく歩くのかと思っていました。
　しかし、流石はワールドワイドユニバーシティーSFC。何処にでもいますね、SFC生。特に欧州には沢山いらっしゃいます。そもそもアメリカにいた頃既にフィラデルフィアでSFCの交換留学生の寮に居候し、NYでSFC生の友人の友人の留学生宅に居候していたのですが、ヨーロッパでは、SFCの交換留学生がドイツ、オーストリア、ノルウェーにいて、SFCのゼミのOBがフランスにいます。
　そんなこんなで、宿代浮かせつつ、五月病対策も講じられる一石二鳥なヨーロッパ周回になっております。凄いですね! 見ず知らずの初対面なのに、SFC生の友人の友人ってだけで居候させてくれる方にも何人か出会い、これからまたもう一人方お世話になる予定です。五月病に罹るどころか感動の余りテンション上がってます。ヨーロッパの春も手伝って幸せムード満点です。1ヶ月弱前まで中南米の彼方で血便しつつ食中毒に悶えていたとは思えません。人生色々ですね。楽あれば苦ありでしょうか。この後2ヶ月程欧州を回った後、中東へ下り、ユーラシアを横断します。この辺でまたちょっぴり辛苦を味わう悪寒に鳥肌実ですが、そこは男蓮村、当たって砕けます。
　気がかりなのはイランの核開発問題ですね。アメリカが戦争しかけそうでちょっと物騒ですね。GOOGLEニュースの国際欄をチェックしてるので何気に社会についていってます。エジプトで爆弾テロがあったとかギリシャで飛行機が落っこちたとか、色々知ってます。経済欄では今1USDが110円になってますね。僕が出国した頃は117円くらいしたのに。嬉しいような、哀しいような。国際キャッシュカードで資金を引き出しているので円高は大歓迎なんですけどね。
　なんか、日本は今とっても景気がいいみたいですね。良かった良かった。
　まあ、私自身が朝のTVニュースで皆様の食卓を賑わすような事は致しませんのでご安心下さい。私の近状はこのBLOGにて見守ってやってください。