昨年から始まったWelcome CLIP。今年は新たに編集委員となったAO生3人が担当を引き継ぎ、受験生のための企画に取り組む。今回は、昨年の担当と新たな3人で行った編集会議の模様をお伝えする。


<出席メンバー>
磯田岳洋(環境情報学部1年)
金元真希(総合政策学部1年)
Aさん(総合政策学部1年)
山本恵太(総合政策学部2年)
山本:では、簡単な自己紹介をお願いします。
磯田:4月入学のA方式1期で入学しました。ユビキタスコンピューティングとウェアラブルコンピューティングを融合する研究をしたいというのが志望理由です。相反する二つを組み合わせて研究することで、人間にかなりのメリットをもたらすのではと考えています。
Aさん:僕は4月入学A方式2期で入りました。インターネットの法整備についての研究が志望理由です。
山本:なるほど。金元さんは以前お話を聞いたけど、SFC生になってやりたいことは変わった?
金元:いえ、根本的には変わっていません。
磯田:僕は最近変わってきちゃいました(笑)。
山本:柔軟に軌道修正が出来るのもSFCの良さだよね。では、CLIPに入ろうと思ったきっかけを教えてください。
Aさん:CLIPを知ったきっかけが、山本さんのAO入試に関する記事でした。それ以外にAO入試に関する情報がほとんどなくて、だから今年は自分も発信する立場に立って、AO入試に関連する情報を書きたいなと思って入りました。
磯田:僕は漠然と、世の中に自分の書いたものを発信するということに興味があったんです。ジャーナリスティックなモノを発信したかったんです。それがCLIPだったら出来るかなと思って入りました。
金元:私は取材などを通して、たくさんの人とつながりを得られると思いCLIPに入りました。
山本:今年は新しい新人3名がWelcome CLIPを受け継いでくれることになりましたので、去年以上のもを読者に届けられるよう、頑張ってもらいたいと思います。
一同:はい
山本:では、去年のWelcome clipの記事に対して感じていた意見が欲しいな。批判的なものでも良いし、こういう内容が欲しかったってのはある?
金元:もっと多くの人の体験を聞きたかったです。たくさんのバリエーションがあれば、自分のやりたいことと近い人の話が聞けたかなって思います。
山本:そうですね、SFCには本当に色んな人がいますからね。磯田君は?
磯田:志望理由書を見たかったです。特に人と違ったことをやっている人の文章が見たかったです。
Aさん:記入欄について、もっと情報が欲しかったです。AOの記事を頼りにしてくる生徒は具体的に何を書けばいいのかだけではなく、実際の合格者の書いた文章の雰囲気などを知りたい。精神的安らぎが欲しいという目的もあります。人数も多いほうが、参考になる文章が増えるのでありがたいです。
山本:分かりました。ちなみに皆さん、自分の志望理由書を公開する気はありますか?
金元:わたしは良いですよ。
山本:お、ではお願いします。磯田くんは?
磯田:僕は公開したくないです。恥ずかしいです(笑)。
金元:難しそうなことを書いてたのに?
磯田:今改めて振り返ってみると「よくこんなので入れたな」って思います。
山本:それはよく分かる。受験当時は「これ以上のものは書けない」と思っていても、高校生の視点でしかないからね。
磯田:試験官も高校生に完璧なものを要求してる訳じゃないですよね。
山本:これから3人でどのようにやっていきましょう。せっかく3人いるんだから、それぞれの特色を出してやってみようか。
Aさん:座談会形式は合格者の声を聞けて、漠然とした不安を消すのには役立ちます。でも書類を書く時の参考には、あまりならないと考えています。なので毎回違う人に、その人が書いた具体的なことを聞いていきたいです。
山本:なるほど。
磯田:僕は心の安らぎを与える方に関心があります。去年、座談会記事を読んでいると心が安らいだんですよ。だから座談会をやります。
金元:私がAO受験生の時は、直接相談できる人が欲しかったです。だから、私ははメール相談係をやりたいです。
山本:それはいい案だね。CLIPで受験生からの相談を募集して、それに可能な限り答えていけたら面白そう。
金元:はい。責任を持ってやらせていただきます。
Aさん:僕は面接の際に何を聞かれ、どう答えたのかについてもっと知りたかったので、そういったことについても書きたいです。
磯田:みんなが同じ質問をされるわけじゃないですよね。
山本:いや、共通の質問もあるよ。「なぜSFCでなくてはだめなのか」とか。
Aさん:それと「最後に言い残したいことは」もですね。
金元:私もその質問をされました。
山本:それは合格者にする質問なのかな。
磯田:僕は聞かれませんでしたよ。その代わり、面接の最後に「合格後の時間を使って本をたくさん読みなさい」と言われました。
一同:それはもう合格決定だったんだよ(笑)。
山本:それでは読者の皆様、今後ともWelcome CLIPをよろしくお願いします。
「CLIP受験相談室」でAOや一般受験に関する質問を受け付けます。記事作成の関係上、全ての質問に答えられない場合もありますので御理解ください。また回答は、SFC CLIP編集部独自のものであり、慶應義塾としての公式な見解ではありません。
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