目下、蓮村俊彰さん(環3)が世界一周の写真撮影紀行中だ。今年の2月20日(月)に日本を出発し、来年の1-2月に帰国する予定だという。ロンドンから届いた先月の便りから1ヶ月。ついにヨーロッパを脱出し、アジア圏に向かう彼。この1か月間はどこで何を考えていたのだろう。
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SFCの皆様こんにちは。休学中の蓮村です。休学って素晴らしいですね。何が素晴らしいかって、試験も最終課題もレポートも無いんですよ☆まあ、卒業するなら復学後ですが・・・。
 しかし試験前になりかなりアクセス数が減っても皆様が普段読んでくださっている証拠です。嬉しいです。ビバ!
 そんな試験で忙しい皆様がBLOGを読んでくださっているお陰で無事ヨーロッパ脱出目前で御座います。今はギリシャはアテネにいます。もう直ぐトルコはイスタンブールに行こうと思います。バスで21時間。長いですね。でもアテネにローマから来る時、バスとフェリーで36時間でした。寝台なんてありません。ちょっぴり鬱になりました。
 まあ、多分皆様がこの記事を読んでいる時にはイスタンブールでケバブをたんまり食べていると思います。
 ケバブ、美味しいんですよ、これがまた。筆者はDRUMと言う種類が好きです。ヨーロッパ全土に出稼ぎトルコ人がケバブ屋を開いているので筆者の主食と化していました。日本でもたまに見かけますね、ケバブ屋さん。ヨーロッパでは人気があるらしく、何故かインド料理屋とかでもケバブ売ってます。流石インド人、インドに行った事がある人なら彼等の醗酵してる性根はご存知でしょう。
 世界3大ウザイ大国と言うのがあります。インド、モロッコ、トルコと言われます。人によってはエジプトや中国が入れ替わり入ったりします。まあちにかく一般的に言われるこの三国は観光客に対する観光業従事者はその周辺の態度がウザイ事で有名です。大抵は、ぼったくり、詐欺、たかり、しつこい客引きです。
 これにはわけがあります。ヨーロッパに比較的近く、殆ど植民地で、昔っからヨーロッパ人の観光地として発展してきた為、観光地気質が国民気質になってしまっているんですね。日本でも富士山の山小屋の悪評なんかは有名ですが、国全体がそんな感じなんです。あとはやっぱり通貨格差ですね。日本人にとっての小銭が彼等の大金なので執着心が違います。世界的に舐められている日本人は被害も遭い易いです。
 勿論、善良な小市民もいますけど、ウザイ人の遭遇率の問題です。ウザイ客引きは万国にいますが、量と質が高いのが上記の三ヶ国です。
 筆者は人生初めての一人旅がインドだったので耐性がつきました。しかしヨーロッパのような定価がある国での生活が私を弱い人間にしてしまったかもしれません。トルコはハードなリハビリになりそうです。ドキドキですね☆
 さて、前回の記事では殆ど未定状態だった今後の予定ですが、結構見えてきました。トルコのイスタンブールでシリアビザを取りつつ、トルコを南下、カッパドギア等は見逃せませんね。その後シリアに入り、ヨルダンへ。ヨルダンからイスラエルのエルサレムへ寄り道してヨルダンへ戻り南下、ぺトラ遺跡やシナイ山等を目指します。その後南端から船でエジプトへ。エジプトではギザのピラミッド等に行きつつ、インドなんかのビザを取ったりして、北上、船でイスラエル経由でトルコに行くか、値段次第では飛行機でトルコに戻ります。
 トルコに戻った後はイランやパキスタン、中央アジアのビザを取ってイランを目指します。パキスタンは行く予定はありませんが保険です。中央アジアのビザは取りにくいので最悪キルギスまで飛行機で飛ぶか、パキスタン経由インド行きです。キルギスはビザ無しで入国できます。そこから中国のウイグル自治区へ抜け、チベット自治区に南下できればと思います。しかしチベット入りは中国政府が旅行者に色々難癖つけているのでまだわかりません。
 うまくゆけばチベットからネパール、インド、東南アジアと流れてゆきます。
 あと八ヶ月程の旅です。三分の一が終ったくらいでしょうか。気が緩んでくる時期なので引き締めて行きたいと思います。真夏の中東なんて酷暑で気を抜くと倒れますしね。テロや戦争が始まったら真っ先に逃げなくてはいけません。同期の園遊会に乱入すると言う使命がありますので。
 引き続き、世界で一番HOTな地域中東を旅する暑苦しい私を見守っていただければ幸いです。
http://ekul.jp/
夏休みにトルコ、中東あたり行く人、多分会えます。呑みましょう☆