授業開始まであと僅か。なのに来たバスは笹久保経由。これじゃあ間に合うものも間に合わない。それでも遠回りするバスにおとなしく身を委ねるしかないのだろうか。いいえ、あなたには足があります。


 湘南台駅西口からSFCへ向かうバスには直行便のほか、大きく回り道をする笹久保経由もあります。笹久保経由のバスに乗った場合、分岐点の遠藤で降りて走った方が早く学校に着けるのかどうか。前回に引き続きCLIP編集部の藤江君が調査しました。

遠回りするバスと、近道の全力疾走。早いのはどっち。

走り担当の藤江君(左)と、バス担当の藤田君(右)。

ディフェンディングチャンピオンの藤江君。雑談する姿には余裕すら感じられます。

バスが来たので藤江君スタート。

藤田君もバスに乗り込んで出発です。

快調にゴルフ場の横(下り坂)を駆け抜ける藤江君。

走るー走るー。

走るー走るー。

そうこうしているうちに郵便局手前の交差点(2経路の合流地点)にバスが現れました! その時、藤江君は!?

あ、あれ? これは間に合わない……

しかも赤信号……

負けと知りながらも、タロー坂を懸命に走る藤江君。

圧勝してしまったバス担当の藤田君。

ようやくゴールの藤江君。
 普通にバスが勝ってしまいました。骨折り損のくたびれ儲け。まあ、"いくら急いでいても、バスから降りて走るのは得策ではない"ということが分かっただけ良しとしましょう。
 ちなみに藤江君の分析によれば、肝心の交差点で信号に引っ掛かったことと、たまたまバスロータリー(慶応大学)で降りる人がいなくて終盤、本館前までバスがノンストップだったことが敗因だそうです。
 タイム差が約1分だったので、「もう一度やれば勝てるかもしれない」と藤江君は鼻息を荒げていましたが、あいにく次回は"湘南台駅西口でバスをタッチの差で逃した場合、次のバスを待つより走った方が早く学校に着けるのか"を(藤江君の了承を得ずに)予定しています。

回を増すごとに走る距離が増える藤江君(右)に励ましのお便りを!