今年で40回目を数えるフランス語のスピーチコンテスト「コンクール・ド・フランセ」(主催:朝日新聞社、後援:フランス大使館)の決勝大会が20日(土)、東京・築地の浜離宮朝日小ホールで開かれ、大森陽子さん(総4)ら3人のSFC生が入賞した。


決勝当日は、全国74人の応募者から原稿審査を通過した16人が参加。5分間のスピーチと質疑応答審査の結果、SFCからは大森陽子さん(総4)が2位に、古場久美子さん(総4)と中嶋洋平さん(総3)が審査員奨励賞に選ばれた。入賞した3人は全員、SFC入学後にフランス語の学習を始めたという。
 見事2位に入賞した大森さん(昨年度同コンクール第6位)は、「フランス語のここが好き、ここが嫌い」というテーマのもと、"Le francais…une histoire de gout!(フランス語の「味」)"という演題でフランス語の魅力についてスピーチした。審査員奨励賞を獲得した古場さんは、フランス語研究室のチーフSAを務めている。
 毎秋行われるこのスピーチコンテストは、ネイティヴスピーカーや1年以上のフランス語圏滞在者などを除き、国籍・年齢に関わらず応募可能。同コンテストでは、SFC生が92年度に優勝から3位までを独占、94年度に2位、95年度に3位、96年度に2位と4位、98年度に優勝、昨年度は3位、6位、7位をそれぞれ獲得している。