16日(水)、慶應義塾生活協同組合は4月発表した個人情報紛失に関して、その後の経過を報告した。紛失されたUSBメモリと書類は現在まで発見されておらず、また今のところ被害の報告は届いていないとのこと。


 義塾生協は今回の事件を受けて関係役職員3名の処分を決めた。事務理事が減俸(2か月間の役員報酬30%減)、事務補佐が減給(2か月間の月額給与10%減)、担当者が減給(2か月間の月額給与10%減)となった。他にも再発防止策として、個人情報管理方針の徹底や業務で使用する外部記憶媒体の管理を強化するとしている。
 義塾生協による個人情報流出が発生したのは4月16日のこと。帰宅中の生協本部職員が、組合員の個人情報が記録されたUSBメモリと書類が入ったバッグを電車内に置き忘れた。