昨年12月1日から開催されていた「イルミネーション湘南台2001」が、13日(日)に終了した。予定されていたクロージング・セレモニーは行われなかったが、2時間程度で片付けをおこなった後、スタッフの間で豚汁・おにぎりが振舞われる炊き出しが行われ、労をねぎらいあった。


 実行委員長の宇都宮クララさん(総4)は、「(イベントは今年で)2年目ということもあり、参加者・協力者共に増えて、活性化しました。これでやっとはじまったかな、という気分です。今年の冬もイルミネーションが灯ってほしい、私の卒業後も続けて欲しいイベントです」と、心境を語った。副委員長の加藤恵三さん(総4)も同様に「これから湘南台が皆のふるさとになっていくと嬉しいです」と、実行委員を務めての感想を述べた。
 「ポストカプセル2001」(1年後の自分、友人、家族宛てに葉書を書いて実行委員会宛てに送ると、2002年のクリスマスにそれが発送されるというもの)では、120通程の葉書が実行委員会宛に届いた。クリスマスコンサートなどのイベントも好評を博し、湘南台に灯る地元の温かみを感じるイルミネーションは、駅利用者の間で好まれていたようだ。
 そういった企画だっただけに、片付け・炊き出しの後で、宇都宮さんの口から、協力者に対して「SPAプロジェクト」の活動休止が知らされると、来年以降の企画存続への不安が地元商店街などの協力者の口から漏れ、「学生にとって、こういったイベントで地域・他の学生と繋がっていけることは貴重。どんどん参加して欲しい」との声があがった。
 来年度以降は旧・SPAプロジェクトのメンバーを中心とした企画運営が行われるが、新たなメンバーの募集も、継続して行われる予定。
 来年度以降使用されるロゴも、一般公募で、すでに渡辺俊史さん(政・メM2)作成のものに決まり、着々と次回企画への準備が進められている。