第112回講座のお知らせ
今回の講師は藤沢市文化財保護委員の伊藤一美氏です。今年のNHK大河ドラマの主人公である天璋院篤子の激動の人生を振り返ります。
善行雑学大学
第112回講座のご案内
主催:善行雑学大学
後援:藤沢市教育委員会
・日時:2008年9月21日(日)14:00-16:00
・会場:善行公民館ホール(1F)
・テーマ:『篤姫とその時代』宿命の誕生と生き方(前篇)
・講師:伊藤一美氏(藤沢市文化財保護委員会委員、葉山町文化財保護委員会会長)
明治16年(1883年)11月20日午前8時30分、天璋院篤子は激動の人生を閉じました。享年49歳。彼女の断髪姿の肖像画を見ると、引き締まった口元、何かを見据えるような眼差しに、かつての将軍御台所としての姿を伺うことができます。島津家の分家から本家、さらには近衛家、そして徳川将軍家へと、その生活の場を目まぐるしく渉ってきた女性も珍しいと言えます。
天保6年(1835年)今和泉島津忠剛に娘が誕生。「一子」「於一」の数寄な運命が始まりました。後に薩摩本家島津斉彬によって養女篤子となります。ここには後の将軍家継嗣問題への策略がありました。島津家と将軍家は意外なところで既に結びついていました。しかし、このプロセスには手段が必要で、ここに近衛家が一役買っていたのです。篤姫となった彼女は、いよいよ13代将軍徳川家定のもとに嫁ぐ日が来ました。近衛家以来の老女幾島、大奥の老女滝山などとの「大奥」での駆け引きが始まるわけです。
前篇では、1.篤姫の誕生と島津家、2.江戸後期の将軍家と島津家、3.篤姫の結婚と夫婦生活等を中心に進めて行きます。
・お問合わせ先
宮田英夫TEL:0466-82-0517
※会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります。
《次回第113回講座のご案内》
・日時:2008年10月19日(日)14:00-16:00
・会場:善行公民館ホール(1F)
・テーマ:仮「タバコの真実と禁煙医療」
・講師:長谷章氏(長谷内科医院院長、医学博士)
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