20日(日)を最後に、湘南台文化センター内のプラネタリウムが、大規模な改修のため長期休館する。リニューアルオープンは来年2009年7月頃の予定。

プラネタリウム

今回の改修ではプラネタリウムの中心である投影機などの機器の交換や、天球スクリーンの張り替えや座席の総取替えを行うなど、大掛かりなものになる。
 現在は、開館以来19年間稼動し続けてきた投影機GSS-IIの引退を記念して特別上映番組「星空を君に -GSS-IIからのメッセージ-」を上映している。普段なかなか見ることのできない南半球の星空や、惑星の動きを追ったり、様々なスライドやムービーが表示されるなど、プラネタリウムの機能を全て見ることのできる非常にお得なプログラムになっている。
 もちろん、プラネタリウム恒例の「今夜の星空」は上映時間前半に設定されており、湘南台のその日の星空を穏やかな音楽とナレーションで確認することができる。
 ちなみに現状の投影機が2万5千個の星を表示可能であるのに対し、新たに導入される光学式投影機「ケイロン」は最大1000万個もの星を表示することができるそうだ。詳細はオーダーメードのため今のところ未定だそうだが、現在は帯状のライトで演出している天の川も1つ1つの星々で演出されるようになるとのこと。リニューアル後のプラネタリウムにもなかなか期待できそうである。
 近年宇宙に対する興味が薄まってきているようではあるが、そんな中でも星空にロマンを求めるのも悪くないのではないだろうか。興味のある方は是非足を運んでみてはいかが。