1日(水)、湘南台文化センターこども館のプラネタリウム「宇宙劇場」がリニューアルオープンした。今回の改装では、投影機の交換により従来のおよそ400倍もの星々が映し出されるようになった。天球スクリーン、座席シートな
ども交換され、より大迫力、そしてより快適なプラネタリウムに生まれ変わった。

全体

今回導入された投影機「ケイロン」は、1000万個の星々を投影する。星の並びもより正確になっており、継ぎ目が見えづらく作られたスクリーンへ投影される星々は、まさに本物の夜空の迫力を持って迫ってくる。特に、今回個々の細かい星々で表現されるようになった天の川は圧巻である。
 またデジタル処理により未来の星空のシュミレーションが可能になるなど、様々な新機能が追加され、これまでにないダイナミックな星空を楽しむことができる。

スクリーン シート

シートも一新され、リクライニング式となった。座席の間隔も広がり、ゆったりとプラネタリウムを楽しむことができる。
 一般への公開は、平日は1日1回、土日祝日、夏休みなどは5回となっており、チケット販売数は毎回160枚ずつ。今日の夜空の生解説と全天周映画の、合計50分程度のプログラムとなっている。イベントや映画の上映内容は湘南台文化センターのサイトで確認できる。
 今年はガリレオが宇宙に望遠鏡を向けて400年とされる、世界天文年である。そんな記念すべき年に、今回生まれ変わったプラネタリウムを、その日の夜空の予習に活用してみてはいかがだろうか。