SFC 長崎地域力向上プロジェクト・富士吉田市プロジェクトでは、「スタディツアー2011夏」合同説明会を開催します。


■「スタディツアー2011夏」合同説明会
 日時:2010年6月29日(水)11:30〜12:30
 会場:κ11
この夏に日本各地で開催するスタディツアーの合同説明会を6/29に開催します。
この説明会は、長崎県と慶應義塾の協定や、山梨県富士吉田市と慶應義塾の協定に基づいたプロジェクト、受託研究に基づいたプロジェクトなどによる合同説明会として開催します。
各地の地域課題の実情や、産業振興や地方都市のあり方や活性化施策などについて、現地で実感し、考え抜くきっかけになるかと思いますので、興味がある方は、説明会にご参加ください。
なお、現地を訪問するための旅費・滞在費等については助成制度があります。現地の活動を想定したレクチャーや調査研究活動については、秋学期の「特別研究プロジェクト」として設定される予定です(申請中)。
【平戸ST】『豊富な観光資源を活かした地域振興』
     (滞在型フィールドワーク&調査活動)
 長崎県と平戸市の協力のもと、昨年度の調査研究に引き続き、今年度は2011年秋にオープンする平戸オランダ商館などの歴史資源や豊富な農林水産物を活かした、総合的なまちづくり、観光政策などへの具体的な提案と実践を行います。
 参加者でチームを構成し、8月または9月に現地調査と意見交換会を行い、可能性のある課題やテーマを検討し、必要に応じて、秋以降に追加調査を行います。
 (担当:古谷知之)
 参考:達人Navi平戸http://www.hirado-net.com/
【島原ST】『歴史文化や豊かな自然を活かした島原型まちづくり』
     (滞在型フィールドワーク&調査活動)
 長崎県と島原市の協力のもと、昨年度の予備調査の成果を踏まえつつ、島原城下町文化や、湧水や用水路などの水文化、豊かな自然とその恵みである魅力ある食材等に主に着目して、島原ならではの地域振興策、観光まちづくりの促進のための調査・検討を行います。参加者でチームを構成し、事前にネットや文献による予備調査を行った上で、8月末から9月初めに現地調査や現地での意見交換会を行い、具体的な提案を作成します。その後、必要に応じて、秋以降に追加調査も行います。
 (担当:中島直人・一ノ瀬友博)
 参考:島原温泉観光協会http://www.shimabaraonsen.com/
【南島原ST】『地域の魅力発見と産地と都市をつなぐ試み』
      (滞在型フィールドワーク&調査活動)
 長崎県と南島原市の協力のもと、地域の魅力を発見しそれを活かした観光促進策や、地域の特産品である素麺を使い南島原市と都市の大学生をつなぐ試み(奨学麺)の検討などを行います。南島原市については、今年度はフォローアップの年になるので、この2つのテーマに絞り、実施します。事前にネットや文献により予備調査を行った上で、8月の終わりから9月にかけて5日間程度で南島原市における現地調査や意見交換会を行い、具体的な提案を作成します。必要に応じて、秋から冬に追加調査も行います。
 (担当:一ノ瀬友博)
 参考:南島原ひまわり観光協会http://himawari-kankou.jp/
【富士吉田ST】『富士山麓の豊かな水資源を活用した産品マーケテング』
       (多頻度フィールドワーク&地域との共創活動)
 山梨県・山梨県富士吉田市・慶應義塾は、富士北麓の森林文化を基軸に、イノベーションによる新たな価値の創造とこれに呼応した地域づくり及び国際社会に貢献する人材づくりを目的に連携協定を締結しています。今年度は、富士吉田市や地域の諸団体の協力のもと、富士山麓に広がる自然環境や富士山から流れ込む富士吉田の豊かな水資源、古くからの富士山の登山口として蓄積してきた歴史など、富士吉田の有する様々な資源を活かした地域産品のマーケティングのあり方について検討し、地域の方々とともに実践活動
 に取り組みます。
 (担当:玉村雅敏・吉冨諒)
※ 説明会参加の予約は不要ですので、直接会場にお越しください。
  (当日参加できない学生には、説明資料などをお渡ししますので、
   以下の宛先にメールでお問い合わせください)
※ STの時期や期間などは現時点での予定となっております。
  現地を訪問するための旅費と滞在費は助成制度があります。
  詳細は説明会にてお知らせします。
★スタディツアーとは:
学生3〜10名程度と教員が対象地域等を訪れて、コーディネーターの協力の
もと、地域の問題発見や課題解決のための糸口を得る視察や調査を行います。
発見した課題を基に、さらに実際の調査や社会実験などのフィールドワークを
行い、その成果報告をします。
スタディツアーは、
「フィールドワークをしたいが、どこで始めたらいいのかわからない。」
「地方に興味があるが、土地勘がなく知り合いもいないため研究のフィールドに
できない。」
といった学生と対象地域を結ぶきっかけを作ります。
【お問合せ】 
長崎地域力向上プロジェクト・富士吉田市プロジェクト事務局(ε401)
<nagasaki-sec[at]sfc.keio.ac.jp>