善行雑学大学で第145回講座が行われます。テーマは『横須賀線の開業は地域近代化の歴史でもある』です。お誘い合わせの上、ぜひお越しください。


善行雑学大学
第142回講座のご案内
主催:善行雑学大学
後援:藤沢市教育委員会
日時:2011年6月19日(日) 14:00-16:00
会場:善行公民館ホール
テーマ:『横須賀線の開業は地域近代化の歴史でもある』
出版物「横須賀線をたずねる-120年歴史の旅」の執筆に至るまで
講 師:蟹江 康光氏(鉄道友の会会員・三浦半島活断層調査会顧問)

  1. 軍部からの要請で始まった横須賀線敷設の歴史経過、および当時の技術
      力、そして横須賀線開業が及ぼした地域への影響
  2. 鉄道120年の歴史と鎌倉・逗子・横須賀各地域の郷土史
  3. 出版(2010年7月)後に見つかった新資料
  4. 横須賀線開業125周年(2014年)に向けて改訂版を計画
     横須賀線は、明治22年6月16日に大船停車場から横須賀停車場までの16.2km区間が単線で開業した。開業に至るまでの歴史に大きな特徴がいくつかある。
    ①明治19年6月に海軍と陸軍両大臣の請議。
    ②20年3月に可決。
    ③同年4月に測量を開始し12月までに終了。
    ④この間の5月に東海道線建設用の45万円を流用する予算を通達
    ⑤明治21年1月に着工
    ⑥翌22年3月12日、開業の3か月前に明治天皇のお召し列車を新橋停車場から
    横須賀仮停車場まで運転。
    ⑦明治22年6月16日、大船~横須賀の停車場間を4往復の客車列車と1往復の
    貨物列車を運転した。  
    要請から開業まで3ヵ年という経過が横須賀線の性格を物語っている。
    お問合わせ先: 宮田英夫 TEL:0466-82-0517
    ※ 会員以外の一般の方は資料代他として400円が必要となります。

    《次回 第146回講座のご案内》
    日時:2011年7月17日(日)14:00-16:00
    会場:善行公民館ホール
    テーマ:『統計数字に騙されるな!』
    講師:大藤 裕康氏(元富士総合研究所上席理事)

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